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バンコクその2 バンコク南西部 (H17.3.10)

ダムヌン・サドゥアック水上マーケット



水上マーケットの中心部は賑わっています


水上マーケットの各種商品


舟いっぱいに食料や生活用品を積んだ人々が、運河を行き交いながら商いをする水上マーケットは、かつて東洋のベニスと呼ばれた水の都バンコクでは、大変な賑わいでした。

しかしながら、陸上交通の発達と水路網の減少により、現在では殆んど見ることができません。

バンコク市内から南西約80kmにあるダムヌン・サドゥアック運河では、そこに暮らす人々の生活を支える水上マーケットが健在です。


このダムヌン・サドゥアック運河は、タイ政府が文化保護と観光客誘致のため、再開発したものです。


ダムヌン・サドゥアック運河にはいくつかの舟着場がありますが、広い駐車場のあるトム・ケン青物市場あたりが一番賑やかだそうです。

このエリアには、土産物屋、食堂、休憩所なども揃っています。

したがって、水上マーケットの様子を眺めながら買い物や食事を楽しむことができます。


水上マーケットの各種商品


民芸品を売る舟


水上マーケットの物売りが扱っている品物は、実に様々です。野菜や肉、果物、お菓子、工芸品、カレーや麺類・・・・・。

なかには調味料やアクセサリーを専門に扱っている舟もあります。

欲しい物をつんだ舟を見つけたら、手を挙げれば船頭さんが対応してくれます。というよりも、こちらが舟の品物を覗いた段階で、向こうから声をかけてきます。


竹で組んだ足場の上で竹竿を使って販売交渉



水上マーケットにある建物の2階から購入する場合は、値段の交渉や品物、金銭の授受は竹竿の先につけた籠で行われます。

この場合の値段の交渉は、値段を打ち込んだ電卓を竹竿の先の駕籠にいれてお客さんに提示し、この作業を繰り返すことによって行われます。

見ていてもなかなか楽しいです。


交渉成立のようです


手漕ぎのイークパークで買い物へ


また、水上マーケット中心部では、イークパープと呼ばれる木造船が水上に並び、観光客のチャーターを待っています。

イークパープは、船頭さんが後ろに乗り、1本のオールで操る手漕ぎ舟で、4〜5人乗れば満員です。

乗船料は船頭さんとの交渉制です。舟に乗っての買い物を楽しむことができます。

昔テレビで見た光景そのものを見ることができて風来坊は大満足でした。


また、小舟に乗って運河を周遊することができます。運河の支流にある舟着場からエンジン付きの舟に乗って、水上マーケットの中心部までの周遊です。

この小舟はイークパープよりは少し大きく8人乗りです。しかし、幅1m程度、長さ10m程度の舟で、舟幅が狭いので転覆しないかとやや心配でした。


運河周遊の観光用小舟


運河の様子


運河の様子


運河の居住生活


しかも、遊覧船のようにゆっくり周遊するのではなく、網の目のように張り巡らされている狭い運河の中を、白波を蹴立てながら結構高速で航行します。

水しぶきを被ることもある、スリル満点の運河の旅です。


運河の居住生活


運河の居住生活


小舟に乗って川面を進んでいくと、運河の中に支柱を立てた高床式の民家が数多く見られ、その水上マーケットが運河で生活している人たちに欠かせない生活市場だということが実感できます。


運河の居住生活


運河の居住生活


両側は水上マーケットです


中心部へ無事到着


こうした光景を左右に見ながら、賑やかに小舟が集まっている、中心部の市場に到着することになります。

水上マーケットは、午前
7時〜10時のピーク時には、物売りの舟と観光客を乗せた舟で渋滞を引き起こすほどです。

風来坊も水上マーケットの中心部で渋滞に巻き込まれました。



ナコン・バトム



世界最大の仏塔 プラ・パトム・チェディ

バンコクから西へ約60km、世界最大の仏塔、プラ・パトム・チェディがそびえる町がナコン・パトムです。ナコンとは“町”、パトムとは“最初”という意味を持ち、インドのアショカ王(紀元前3世紀)が仏教を布教するため僧侶を派遣し、インドシナ半島で初めて仏塔を建て、最初に仏教が伝来した土地とされています。

また、ナコン・パトムは、7〜11世紀に栄えたタイの先住民族、モン族によって建国されたドヴァーラーヴァティー王国の首都として栄えた町でもあります。

仏塔プラ・パトム・チェディは、約1600年前にこの地に侵攻してきたインド軍によって建造されたものだそうですが、11世紀に征服したカンボジアによって破壊され、ラマ4世、5世の時代に20年近くの歳月をかけて再建したものです。

現在、プラ・パトム・チェディは第一級の王室寺院です。金色のタイルで覆われた釣鐘型のチェディ(仏塔)は、高さ120m、直径65m、周囲の台座205mと巨大です。

毎年11月の満月の夜には、タイ仏教発祥の場所として盛大な祭りが行われ、静かな歴史の町も、タイ全土からやってくる巡礼者で賑わうそうです。



ローズ・ガーデン



バンブー・ダンス


タイの民俗舞踊


ローズガーデンは、タイを訪問する外国人観光客向けに伝統文化や風俗を伝えるために造られたアミューズメントパークです。バンコクの西方約30kmにあり、宿泊もできます。


花に溢れた美しい庭園を散策できますが、ローズガーデンの目玉は「タイ・ビレッジ・カルチャー・ショー」です。

タイの様々な民俗舞踊を鑑賞することができます。

タイ民俗舞踊

地方によってそれぞれ特色のある舞踊が紹介されます。

なかでも、タイ北東部のバンプー・ダンスは、竹楽器の演奏と歌で盛り上がるなか、2本の竹の間をピョンピョン跳ねるリズミカルな踊りです。

だんだんスピードを増し行くダンスは思わず拍手をしたくなります。


タイ民俗舞踊


エムタイ


エムタイ

エムタイはタイの国技です。独特の祈りのポーズから始まって、迫力あるキックとパンチの応酬、ショーとは思えない試合振りが繰り広げられます。


刀剣試合


伝統的な刀剣試合を再現した出し物です。


刀剣試合


結婚式の様子


結婚式

美しい衣装を着た新郎新婦を囲んで、タイのしきたりやマナー、式の様子などが紹介されます。


像の曲芸


屋内でのステージが終了すると、続いて屋外の池の傍で像の曲芸が披露されます。

あぐらをかいたり、寝そべっている人を跨ぎながら歩いたり、巨体に似合わない細かい芸も見せてくれます。

観客の近くまで寄ってきて、鼻からの噴水で水をかけてくれることもあります。最前列は要注意です。


像の曲芸


緑豊なローズ・ガーデン


緑豊なローズ・ガーデン


ローズガーデンの庭園


ローズ・ガーデンには、その名前のとおり庭園のバラが有名です。

11月〜1月には2万株ものバラが咲くそうです。花の少ない時期でしたが、ブーゲンビリアが綺麗に咲いていました。



ブーゲンビリア


ローズガーデンの庭園


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ブーゲンビリア


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