江戸東京たてもの園は、平成5年(1993年)江戸東京博物館の分館として建設されました。
東京の歴史を振り返ると、江戸の昔から火事、水害、震災、戦災などにより、多くの貴重な歴史的建造物が失われてきています。現在もまた、社会、経済の変動に伴って、こうした文化的遺産は失われつつあります。
江戸東京たてもの園は、こうした情勢の中、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元、保存、展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目的としております。
建造物の移築、復元は長期的な計画に基づいて行われており、最終的な復元目標は30棟とのことです。
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