丸二商店(荒物屋)
丸二商店は、現在の千代田区神田神保町に昭和初期に建てられた看板建築と呼ばれる形式をもつ建物です。
小さな銅版片を巧みに組み合わせて模様を形作り、建物の正面を飾っているのが特徴です。
この建物では、創建時より昭和20年中頃まで、施主の夫人である池田節さんによって荒物屋が営まれていました。
鍋や釜、ざる、ほうき、七輪などの日用品を扱い、当時の新所帯持ちが必要なものは何でも揃っていたといわれています。
店内は商売が最も盛んであった、昭和10年代の荒物屋の店先の様子を再現しています。
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