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鎌倉のあじさい その1 (H21.6.14)

成就院のあじさい


成就院・門前からの展望 午前8時15分です



成就院・門前からの展望 前方は由比ヶ浜


今年のあじさいの見頃は昨年よりも少し早いようで、鎌倉のあじさいが見頃ですとの情報があり、6月14日(日)に出かけることにしました。

鎌倉はあじさいの時期は大変な混雑になり、土曜日、日曜日には入場制限のために1時間待ち、2時間待ちという状況もでるようです。



今年は日曜日に見に行くことになりましたので、朝早く出かけて成就院、長谷寺を廻り、余裕があれば名月院も見ることにしました。

あじさいの時期は成就院、長谷寺は朝8時から、名月院は朝8時30分から開門になります。


成就院・門前からの展望 前方は由比ヶ浜



参道のあじさいと由比ヶ浜



参道のあじさいと由比ヶ浜


成就院に8時到着の予定が少し寝過ごしてしまい、8時10分過ぎに到着しました。

この時間ならばゆっくり写真を撮れるだろうと思って、石段を登って参道の一番高いところに到着してびっくりです。

開門10分後だというのに、参道は大勢の人で賑わっていました。

曇り空で少し霞んでいましたが、幸い海岸線を見ることができました。



成就院は真言宗 京都 大覚寺派の寺院で、本尊は縁結び不動明王です。


成就院の縁起には、弘法大師さまが全国を巡り修行された折、この地において護摩行・虚空蔵求聞持寺法などを修められたと伝えられています。


参道のあじさい



参道下方から門前を望む



参道下方から門前を望む


その後、承久元年(1219年)に北条泰時が満願を込め高僧を招いて、本尊に不動明王をまつり普明山法立寺成就院と名付けて建立しました。

元弘3年(1333年)新田義貞鎌倉攻めの時に堂宇は焼失し、近くに西が谷に移っていましたが、元禄年中に、旧地に復興し現在に至っております。



成就院では、由比ヶ浜の海岸を望むことができる参道両側に般若心経の文字数と同じ262株の紫陽花が植えられております。


除夜の鐘と同じ数の108段の階段を上がれば、美しい由比ガ浜の海岸を門前から望むことができます。


参道下方から門前を望む



参道下方から門前を望む



参道のあじさい


江ノ島電鉄の極楽寺駅の改札口を出て、前方の道路を左手に緩やかな坂に沿って登ります。

道路の右手の岸にはあじさいが咲き誇り、左手の極楽寺の前にもアジサイが咲いており、あじさいの雰囲気が高まってきます。

坂の上の三叉路を道なりに右に曲がると右手に石段が見えてきます。

この石段を登っていくと、大きな色とりどりのあじさいが出迎えてくれます。



石段を登り切った右手が山門です。


山門を過ぎると262株のあじさいが植えられている階段の上に出ます。

階段の上はすでに大勢の人で賑わっており、「凄いねえ!」「素晴らしい眺めだ!」「海が見えるよ!」という声が次々に耳に飛び込んできました。


参道のあじさい



参道下方から門前を望む



参道石段下から門前を望む


鎌倉のあじさいといえば「名月院」が有名ですが、最近人気の高いのが成就院です。


色とりどりのあじさいと由比ヶ浜を見下ろすことができる展望が人気のようです。

今回も鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗車しましたが、通常は長谷駅で多くの人が下車されますが、今回は下車する人は少なく、大部分の人が極楽寺駅まで乗車しました。



成就院のあじさいは晴れの日がお勧めです。


初夏の陽射しを感じながら眺める景色・・・・最高です。

鎌倉のあじさいの名所、明月院と成就院は、趣が全く異なり二つを比較するのは難しいかと思います。


参道のあじさい



参道のあじさい


参道のあじさい



参道下方から門前を望む



参道のあじさい


アクセス

江ノ島電鉄極楽寺駅から徒歩5分
江ノ島電鉄長谷駅から徒歩15分


関連するホームページ

 成就院




 長谷寺のあじさいへ

 明月院のあじさいへ



         風来坊


参道下側の入口


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