散策スポット・北海道東北

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鎌倉のヤマアジサイ (H21.5.31)


剣の舞



胡蝶の舞


ヤマアジサイは福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木です。


サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しているそうです。



ヤマアジサイや、北海道、新潟など豪雪地で自生する同系統のエゾアジサイも含めて、花の形は装飾花のつき方によってガク型と手まり型があり、さらにその中間の半手まり型もあります。


伊予絣



酔湖の絣


美方八重



星咲きエゾ


藍姫・七変化



土佐紺青



伊予絞り


また、装飾花の花弁は、基本的には4弁ですが、3弁のものや多弁の八重咲きのものもあります。


花の色は青の濃淡や紅色、さまざまな色調の紫やピンク、白・・・・と多彩で、葉の色も黄金色や斑入り、黒葉など変化に富んでいます。



ヤマアジサイは、水を欲しがりますが水はけの良い場所で育てる必要がある、日当たりの良い場所ではなくて半日陰の場所が適当である、風が強い場所では茎が折れてしまうなど、その育成はなかなか難しいようです。


こうした条件をクリアするには鉢植えが適当とか!


土佐涼風



羽衣の舞


紅剣



土佐の暁


土佐織姫(横浪の月)



くれない



龍馬1


鎌倉では長谷寺の隣の光則寺と北鎌倉の古陶美術館で数多くのヤマアジサイを見ることができます。


そのほか、長谷寺や御霊神社などのあじさいの名所でも、ヤマアジサイを見ることができますが、種類はそれほど多くはありません。



今年は花の開花が早いので、ヤマアジサイもそろそろ見頃かなと思いつつ、5月31日に光則寺と古陶美術館を訪ねました。

やはり、今年はヤマアジサイも咲くのが随分早く、すでに見頃を過ぎつつありました。


石鎚の光



清澄沢


祖谷の風車



深山八重紫


土佐緑風



乙女の舞



伊予の星屑


光則寺は、樹齢約200年の見事な海棠(かいどう)が有名ですが、花の寺として親しまれております。

光則寺の入口には「四季の光則寺・野草と茶花マップ」が置かれており、境内に咲く花の図面があります。

図面一面に小さな字で花の名前が書き込まれています。



光則寺のヤマアジサイは鉢植えで管理されており、近所に住んでおられる方が育てられたヤマアジサイが、この時期に境内の散策路に置かれます。

したがって、花の図面には掲載されておりません。

花の図面の下方に、ヤマアジサイ約200種類の開花期は、例年5月中旬から6月中旬ですと書かれており、見頃にあわせて逐次展示されるようです。


肥後絞り



モモイロ


舞姫



黒姫


八重白扇



富士の滝



井内絣


北鎌倉の鎌倉古陶美術館では、美術館の裏手に「アジサイの小径」が設けられ、ここにヤマアジサイをはじめとして、約100種類のアジサイが植えられています。


古陶美術館のヤマアジサイは、普通のあじさいと同様に植えられているものと、鉢植えで管理されているものとの2種類があります。



鉢植えで管理されているヤマアジサイの大部分は高さが30〜50cm程度ですが、古陶美術館に植えられている鉢植えでないヤマアジサイは、1m以上に成長しています。


鉢植えのヤマアジサイとそうでないヤマアジサイとが半々程度の感じです。


伊予時雨



楊貴妃


東雲



伊予の五月雨



七段花


また、鎌倉古陶美術館には一般にはあまり馴染みのない、平安時代から鎌倉時代の中世の陶磁器が展示されております。


また、中国の古陶も展示されています。

建物は江戸時代末期の福井の農家を移築したもので、鎌倉の古い町並みに調和しています。



光則寺


アクセス 
江ノ島電鉄長谷駅から徒歩10分

拝観時間 
7:30〜日没まで

拝観料 
100円


七段花



富士の白雪


剣の舞



???



大山桃


古陶美術館

アクセス
JR北鎌倉駅から徒歩3分

開館時間
10:00〜17:00
月曜日は休館

入館料

500円




関連するホームページ


 鎌倉古陶美術館


       風来坊


阿波白



白富士


墨田の花火



深山八重(?)


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