散策スポット・桜2005

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千鳥ヶ淵05ーその1 (H17.4.9)

千鳥ヶ淵緑道


千鳥ヶ淵ボート乗り場付近 堀の右側が北の丸公園


北の丸公園側の桜

千鳥ヶ淵は、江戸城の堀の中で水面の幅が最も広く、堀の両側に植えられたソメイヨシノやヤマザクラは、東京では1,2のものとして人気があります。

堀の形状が「千鳥」が羽を広げた形に似ていることから、千鳥ヶ淵という名前がついたと言われています。

かつては半蔵濠とつながっていましたが、明治33年に北の丸と番町をつなぐ道路建設のため埋め立てられて、堀が二分されたそうです。

このため千鳥ヶ淵周辺は、厳密に考えると、千鳥ヶ淵の外側(皇居の反対側)の千鳥ヶ淵緑道、千鳥ヶ淵の内側(皇居側)の北の丸公園、半蔵濠に面している千鳥ヶ淵公園の3つに区分できるようです。

しかしながら、一般に千鳥ヶ淵といえば千鳥ヶ淵緑道のことであり、一番人気のあるのも千鳥ヶ淵緑道から眺める桜です。

さらに、千鳥ヶ淵ではボートに乗って下から眺める桜が大人気のようです。


ボート乗り場付近の桜


千鳥ヶ淵緑道からの展望


千鳥ヶ淵緑道からの展望


千鳥ヶ淵緑道からの展望

今年の桜は開花が一気に進んだ関係で、風来坊の千鳥ヶ淵桜見物は土曜日になってしまいました。

前日のテレビでも千鳥ヶ淵の桜が見頃になっていますと報道されており、大変な混雑が予想されることから、朝早く自宅を出ました。

東京メトロ半蔵門駅から千鳥ヶ淵公園を経由して、千鳥ヶ淵戦没者墓苑側の入口に9時前に到着しました。





さすがにこの時刻ですと人出も少なく、これならばゆっくりと桜見物ができると意気揚々でした。

ところが、墓苑の先を左に曲がったところ、すでに行列ができていました。

「こんな早い時間になんだろう! 特売品売り場でもあるのかな? それとも団体ツアーかな?」と思いつつ、行列の横を前に進むと、なんとその行列は100m以上先のボート乗り場まで続いていました。


ボート乗り場は朝から長蛇の列


九段下からボート乗り場に向かい緑道は大混雑

もちろんボートは既にすべて出払っていました。

多分最後尾の人は2〜3時間待ちでしょう! 日本人も随分気が長いなあと思いました。

しかしながら、この時刻に並ぶと昼前にはボートに乗船して素晴らしい眺めを満喫することができるでしょうから、素晴らしい桜を眺めながらボートを待つのも悪くはないかもしれません。

千鳥ヶ淵のボート人気の高さに驚かされてしまいました。


千鳥ヶ淵緑道からの展望


千鳥ヶ淵緑道からの展望

ボート乗り場から九段下寄りは、散策路の中央に桜が植わっているため、散策路が二つに分かれています。

しかも堀側の散策路が1m程度と幅が狭いため、花見の時期は混雑してくると左側通行となります。

したがって、九段下の入口からボート乗り場に進む方向が、景観を眺めることができます。2つの散策路は時々つながっており、途中での
Uターンは可能です。

風来坊も、一旦九段下寄りに進んだ後、
Uターンして景観を眺めました。


九段下からボート乗り場に向かい緑道は大混雑



千鳥ヶ淵緑道は朝から大混雑 その中で幾組も記念写真を


千鳥ヶ淵緑道からの展望

九段下側の緑道への入口付近にくると、係員が「立ち止まらないで下さい。写真を撮るスポットはこの先にもたくさんあります。写真を撮ったらすぐに前にお進み下さい。」とマイクで呼びかけています。

随分混んできたのだなあと思いつつ、九段下側の入口から外に出ると、東京メトロ九段下駅に向かう歩道は、千鳥ヶ淵に向かう人でぎっしりと埋まっていました。

係員が必死で呼びかけるはずです。

九段下側の入口から千鳥ヶ淵に入るとすぐに素晴らしい景観が目に飛び込んできます。

多くに方がここでお互いに記念写真を撮るのです。

長い時間歩道で待たされた挙句の入場ですから、仕方がないことでしょう。こうした状況も混雑に拍車をかけているようです。

風来坊、歩道の一番車道寄りのわずかな隙間をかき分けて田安門に向かいました。


なお、千鳥ヶ淵は混雑のため、午後は一時入場制限になったようです。

靖国通りから千鳥ヶ淵を望む


田安門付近から牛ヶ渕を望む


田安門付近から牛ヶ渕を望む



九段下から田安門に向かう道路も大混雑 ここは左右の景観が素晴らしい



田安門付近から千鳥ヶ淵を望む


アクセス


東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下」駅より徒歩5分


  千鳥ヶ淵05 その2


          風来坊


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