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六義園のシダレザクラ
このホームページの「画像掲示板」で、六義園のシダレザクラが満開との情報を得て、風来坊、早速出かけてきました。 東京メトロ南北線の駒込駅から六義園までの約400mの歩道では、見学者と思われる人をチラホラと見かけましたが、案の定、切符売り場には20m程の行列ができていました。 さすが皆様よくご存じと感心しました。
庭園内に入り、内庭大門をくぐると見事のシダレザクラが眼前に飛び込んできました。 シダレザクラの周りでは多くの方が記念写真を撮っていました。 でも、シダレザクラが大きいため、カメラマンは桜から離れての撮影ということで、桜の周りは比較的空いていました。
六義園のシダレザクラは、高さ約13m、幅約17mで、「エドヒガン」という品種が変化したものだそうです。 戦後に植裁されてから、50年以上が経過しております。 開花は「ヨメイヨシノ」よりもやや早く、3月下旬頃です。 枝いっぱいに見事な花を咲かせた、薄紅色の滝のような姿は圧巻です。
庭園内のソメイヨシノは3分咲きの状態でした。 その代わりに、こぶしの大木が見事な花を咲かせていました。 また、ユキヤナギも満開でした。
ソメイヨシノは3分咲き
シダレザクラを堪能して11時過ぎに帰途につきましたが、その頃には切符売り場の行列は100m以上になっており、さらに駒込駅まで歩道では、六義園に多くの人とすれ違いました。 比較的早い時間に見に行って良かったと感じた次第です。
六義園は5代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15年(1702年)に築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園です。 六義園の細部紹介については次をクリックして下さい。 六義園
コブシの大木
ユキヤナギ 右上はシダレザクラ
また、六義園の紅葉の様子は次をクリックして下さい。 六義園の紅葉 風来坊