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横浜公園のチューリップ
港・横浜の春を彩る「よこはま花と緑のスプリングフェア2016」が今年も開催されています。 今年で38回目を迎えるスプリングフェアは、横浜公園と山下公園を舞台に、毎年春に開催されている花と緑のイベントです。 今回は、2017年3月25日から始まる「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のプレイベントとして、「花と人の輪 横浜から広がる」をテーマに開催されています。
その内容は「横浜公園のチューリップまつり」と「山下公園の花壇展」です。 「横浜公園のチューリップまつり」は、4月15日(金)〜17日(日)の間、「山下公園の花壇展」は4月15日(金)〜5月5日(木・祝)の間、開催されます。
市民のボランティアによって植えられた69品種、16万本のチューリップが咲き誇る横浜公園会場では、チューリップ祭りの期間中に、フラワーアーティスト川崎景太さんによるチューリップ生花パフォーマンス、チューリップタワーづくり、花と緑の園芸館、チューリップ人気投票、スタンプラリー、チャリティイベントなどが実施されます。 また、飲食・販売コーナーも設置され、園芸用品や地元産農産物のブース販売、キッチンカーでの軽食販売も行われます。
「横浜公園のチューリップまつり」は、昨年は4月10日〜12日の間に開催されましたが、今年は1週間繰り下がって4月15日〜17日までとなりました。 今年は暖冬でしたので、開花が早いのではないかとチェックしていたところ、4月8日に「一部を除き見頃を迎えています」との開花情報がありました。 この状況ではチューリップまつりまでは持たないかもしれないと思い4月12日に訪ねました。
4月12日は久し振りの晴天に恵まれ、青空の下でのチューリップを楽しむことができました。 横浜公園のチューリップは一部蕾のところはありましたが、すでに見頃過ぎのエリアも少し合い、全体としてはちょうど見頃でした。
明治42年(2009年)には、公園全域が横浜市の管轄となり、大震災と戦後の接収時代を経て、昭和27年の解除後は当時の平沼市長が命名した公園内の平和球場で高校、大学、ノンプロの野球試合が数多く行われました。 昭和53年に横浜スタジアムが建設されたのを機に、園内の老朽化した諸施設を改築、日本庭園風の池と流れ、噴水や多目的広場などが整備されました。
さらに昭和62年(1987年)、水道の貯水設備と共に、水の出る4つの彫刻がある水の広場が整備され、現在の形になっています。 1年を通じ人気のある横浜公園ですが、見物は何といっても春のチューリップです。 公園を彩る色とりどりの花は16万球にのぼり、様々なタイプの品種を見ることができます。
チューリップの花は、平成9年(1997年)に横浜市中区の区政70周年を記念して「区の花」に制定されました。 この横浜公園のチューリップは、「区の花」の普及に努めているイベントの代表的なもので、市民ボランティアによって植えられています。
近年は午後訪ねることが多かったですが、今回は天候の関係もあって午前中に訪ねました。 午後になると写真撮影には逆光になるエリアが多くなりますが、午前中は写真撮影も比較的スムーズです。 今回は10時前後でしたので人影の少ない写真を撮ることができました。
アクセス 横浜市営地下鉄関内駅市庁舎側出口、JR関内駅南口から徒歩5分 みなとみらい線日本大通り駅スタジアム口から徒歩3分 入園料 無料 風来坊