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横浜山手西洋館・花と器のハーモニー その2 (H23.6.9)

エリスマン邸


エリスマン邸の作品



エリスマン邸の作品

エリスマン邸

エリスマン邸のテーマは「足元から変革した横濱オリエンタル」です。

作品のコンセプトは

「東の果ての島国に、西より流れ着いた様々な文化。

それらに憧れ、またある時は翻弄され、全てを受け入れて来た日本。そんな中で育まれた日本特有の『間』と言うもの。



およそ全ての物事や生活は『間』の中にある。

今、日本人が見失ってしまった足元から『間』と言うものを見直してみたい。」

瀧勝巳氏、辻野福三郎氏の作品です。


エリスマン邸の作品



エリスマン邸の作品


エリスマン邸の作品



エリスマン邸の作品

エリスマン邸は、大正15年(1926年)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として山手町127番地に建てられました。

木造2階建ての白く美しい洋館は、「近代建築の父、」といわれるチェコ出身のアントニン・レーモンドの設計です。



エリスマン邸の作品


エリスマン邸の作品


昭和57年にマンション建築のため解体されましたが、平成2年に現在の地に再現されました。

1階各室には、レーモンドの設計した家具が復元展示され、2階には写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。

横浜市認定歴史的建造物に指定されております。

木立に囲まれた眺めのよい喫茶室があります。


エリスマン邸


ベーリック・ホール


ベーリック・ホールの作品



ベーリック・ホールの作品


ベーリック・ホール

ベーリック・ホールのテーマは「花あふれるおもてなし〜イギリスの風をあなたに」です。

作品のコンセプトは



ベーリック・ホールの作品


ベーリック・ホールの作品


「建築家J.H.モーガンの設計した、柔らかい光が美しい歴史ある館ベーリック・ホールで、当時イギリス人貿易商B.R.ベリックが住んでいた様子を思い浮かべれるような空間をフュージング技法の手作りガラス器とイギリススタイルのお花で華やかに表現いたします。」

佐布ゆう子さんの作品です。


ベーリック・ホール



ベーリック・ホールの作品


ベーリック・ホールの作品



ベーリック・ホールの作品



ベーリック・ホールの作品

ベーリック・ホール(旧ベーリック邸)は、旧山手居留地の中心部、エリスマン邸のすぐ隣りに建つ、明るいベージュ色の外壁をした大きな西洋館です。

横浜山手に現存する山手外国人住宅の中で、もっとも規模が大きく、建築的にも内容が充実した横浜山手を代表する歴史的建造物です。



ベーリック・ホールの作品


ベーリック・ホールの作品


昭和5年(1930年)、イギリス人貿易商B.R.ベーリック氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計により建造されました。

600坪の敷地に建つベーリック・ホールは、木造2階建て、地下部分は鉄筋コンクリート造りで、スパニッシュ・スタイルを基調にしてデザインされています。


ベーリック・ホール



ベーリック・ホールの作品


ベーリック・ホールの作品



ベーリック・ホール

東西に長い敷地にあわせて建物も東西に長い形をしており、前面の南側には庭が広がっております。

平成13年(2001年)、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14年(2002年)7月から建物と庭園を公開しています。


外交官の家


外交官の家の作品


外交官の家

外交官の家のテーマは「花に招かれて」です。

作品のコンセプトは

「100年の歴史ある館で、時代の幕開けに相応しいウェディングパーティーを演出します。

ガラス器を使い、初夏の爽やかなパーティーシーンをイメージしました。


外交官の家の作品



外交官の家の作品


祝福する想いと館の古き良き時代の想い出を西洋の器に乗せて和やかな語らいの場を提案します。


差し込む初夏の光にグリーンと白を基調とした花々で館を彩ります。」

稲石恵子さん、江部早雲さん、岡総子さん、小池みちえさん、三浦千春さん、牟田佳奈美さんの作品です。



外交官の家の作品


外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。

木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。


外交官の家の作品



外交官の家の作品


外交官の家の作品



外交官の家

平成9年(1997年)に、横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。

そして同年、国の重要文化財に指定されました。



外交官の家の作品


外交官の家の作品


室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。

寝室から続く八角形のサンルームは、陽子夫人がプライベートルームとして使っていました。

陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームは西洋館に共通の特徴的な部屋といえます。

屋外に出る扉もなく、室内というよりも屋外として捉えられていたようです。


外交官の家


ブラフ18番館


ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館の作品

ブラフ18番館

ブラフ18番館のテーマは「〜いにしえの住人へ贈る〜 心重ねる 家族で囲むバラ色の食卓」です。

作品のコンセプトは

「横浜市の花、バラ。この花を使った言葉に希望・幸福に満ちていることの例え「バラ色」があります。食卓におけるバラ色とは?



ブラフ18番館の作品


ブラフ18番館の作品



今も昔も家族で囲む食事の時間なのではないでしょうか。

今回の展示では、バラの種類の豊富さを現在の様々な家族の食卓になぞらえ、バラと当時の住人の食を軸に、家族の食卓を新しいかたちで表現します。」

藤井康代さんの作品です。


ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館の作品


ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館の作品

ブラフ18番館は、大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。

戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。

建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。


平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。

館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。

平成5年から一般公開されています。


ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館の作品


ブラフ18番館の作品



ブラフ18番館

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分


入館料

花と器のハーモニーは全館無料です。



関連するホームページ

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イタリア山公園


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