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渓流広場下流のチューリップ
昭和記念公園では春には毎年「フラワーフェスティバル」が開催されており、今年も3月26日(土)〜5月29日(日)の予定で計画されていましたが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で中止となりました。 このため関連イベントもほとんどが中止となりました。
しかしながら、フラワーフェスティバルは中止になったものの、公園内には例年どおり3月下旬から5月下旬にかけて、次々とリレーしながら開花していく色鮮やかな春の花々を楽しむことができるように、各種の花は植えられているとのことでした。
したがって、今年も桜、菜の花、チューリップ、ムラサキナハハ、ポピーなどを楽しむことができますが、フラワーフェスティバルが中止となったため、花の植えられている株数、球数などの細部は不明ですが、ほぼ例年規模と思われます。
今年は4月13日と17日の2回、昭和記念公園を訪ねました。 4月13日は桜と菜の花をターゲットにして、チューリップの下見を兼ねていきました。 今年は3月下旬から4月上旬にかけて寒い日が多く、桜の開花が遅れており、4月13日の昭和記念公園も満開で多くの人が花見を楽しんでいました。
チューリップは下見のつもりでしたが、すでに見頃を迎えつつありました。 4月13日は国立の桜を見た後に、桜や菜の花をメインに昭和記念公園に来ましたので、チューリップをゆっくり撮影する暇がありませんでした。 このため、チューリップをメインに4月17日に訪ねました。
4月17日(日)は当初は雨の予報でしたが、その後曇り、さらに晴にと天気予報が変化し、当日は朝から快晴に恵まれました。 西立川口に開園5分前に着いたところ、入口の前には長蛇の列ができていました。 バスツアーの団体客かと思えば、何と無料開園日でした。 無料開園日は大変な混雑になりますが、どうにか撮影することができました。
昭和記念公園のチューリップガーデンは、2004年から始まり今年の春が8シーズン目です。 昭和記念公園のチューリップガーデンは大変人気がありますので、歴史があるように感じられますが、7年前に始まったイベントです。
昭和記念公園のチューリップガーデンは、オランダのキューケンホフ公園の園長を長年勤められた、ヘンクN.T.コスター氏の監修により、平成18年に素晴らしいチューリップガーデンが作成されました。 まるで外国に行った感じのするチューリップガーデンです。
渓流広場上流のチューリップ
現在は、ヘンクN.T.コスター氏が監修されたチューリップガーデンを継承し、さらに発展させたオリジナルデザインによるものだそうです。 今年のチューリップガーデンは渓流広場下流とこどもの森の2つのエリアに大きく区分されていました。 しかしながら、今年は子供の森には植えられていませんでした。
渓流広場は芝生と水辺の美しいコントラストを楽しむことができます。 今年はフラワーフェスティバルが中止になったため細部はわかりませんが、昨年は渓流広場に約13万球のチューリップが植えられていました。
渓流広場には小川が流れており、小川に沿って自然風な景観が演出されています。 小川沿いのチューリップは年々充実している感じです。
また、渓流広場の上流にはムラサキハナナが植えられており、チューリップとムラサキハナナのコラボレーションを楽しむことができます。 しかしながら、今年は花の開花が全般的に遅く、ムラサキナハハもまだ成長段階で花は咲き始めの状態でコラボレーションを楽しむことはできませんでした。
昭和記念公園では、渓流広場やその上流の小川沿いのみでなく、散策路のあちこちに色とりどりのチューリップをはじめとする各種球根が植えられており、公園内を散歩しながら各種の花を楽しむことができます。
アクセス JR立川駅から徒歩10分 JR西立川駅から徒歩2分 このほかに昭島口、玉川上水口、砂川口があります。
チューリップとみんなの原っぱのポピー
チューリップとみんなの原っぱ
入園料 400円 関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊