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小石川後楽園梅林
黄門様こと水戸光圀公ゆかりの小石川後楽園には、約120本の紅梅、白梅の梅林があります。 今年も2月5日(土)から2月27日(日)まで、梅まつりが開催されました。 2月12日(日)には水戸の観光をPRする、黄門様一行や水戸の梅大使が登場し、一緒に記念撮影をすることができるとのことでした。
今年は2月に入って寒い日が多く、梅の開花が遅れていたことから、梅まつり終盤の2月25日に訪ねました。 やはり小石川後楽園の梅も開花が遅いようで、見頃の梅に出合うことができました。 水戸黄門ゆかりの大名庭園ですから、水戸と縁のある梅も植えられており、多くの種類の梅を楽しむことができます。
小石川後楽園は、江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。 庭園の様式は池を中心にした回遊式築山泉水庭園になっています。
未開紅
光圀は作庭に際し、明の儒者である朱舜水の意見をとり入れ、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものとなっています。 また、各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
枝垂れ梅
庭園の名前も、中国の「岳陽楼記」の中の「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」から「後楽園」と名付けられました。 小石川後楽園は小石川台地の先端にあり、神田上水の分流を引入れ築庭されました。 また、光圀の儒学思想の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしています。
浜千鳥
小石川後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されています。 特別史跡と特別名勝の二重指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮とここの二つだけです。 全国でも京都の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院、奈良の平城京左京三条二坊宮跡、厳島を合わせ7ヶ所だけだそうです。
見驚
紅千鳥
玉英
虎の尾
佐橋紅
花香美
唐梅
???
青軸
蝶千鳥
鹿児島紅
アクセス 都営地下鉄大江戸線飯田橋下車 徒歩2分 JR総武線・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線飯田橋下車 徒歩8分 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園下車 徒歩8分 入園料 300円
関連のホームページ 小石川後楽園 風来坊
冬至