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湘南ひらつか七夕まつり (H23.7.8)

湘南スターモール


湘南スターモール 七夕まつりは午後7時までです



湘南スターモールの竹飾り

年に一度、天の川をわたってふたつの星が出逢う・・・・・

そんなロマンチックな伝説を今に伝える平塚の七夕まつりは、湘南に夏の訪れを告げる風物詩です。

さまざまな想いが込められた数多くの豪華絢爛な竹飾りが、満天の夜空を美しく彩ります。


「第61回湘南ひらつか七夕まつり」が7月8日(金)から10日(日)まで開催されました。

第59回(平成21年度)から開催期間が7月の第一木曜日からの4日間となりましたが、今年は東日本大震災の影響により、7月8日を初日とする3日間の開催となりました。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

今年も肝心の7月7日には七夕まつりは開催されませんでした。

しかも、今年は午後7時までの開催となり、夜空に輝く七夕を眺めることはできませんでした。



湘南スターモールの竹飾り


湘南スターモールの竹飾り


七夕(しちせき、たなばた)は、元来は中国の節句の一つであり、旧暦の77日です。

日本でも旧暦7月7日に、旧暦7月15日に行われるお盆に合わせたお盆行事の一環という意味合いが強かったようです。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

しかし、明治6年(1873年)に新暦が採用され、お盆の時期が7月と8月に分かれ、七夕も新暦の7月7日に行う地域と、月遅れの8月7日に行う地域(東北地方:北海道や仙台に多い)に分かれました。

さらに、従来どおりの、旧暦の7月7日に行う地域もあるようです。


平塚の七夕まつりは、新暦で行われています。

今年は梅雨入りが早く、しかも梅雨入り後は雨の日が多くて天候がすっきりしません。

しかも、7月9日と10日はイベントの予定があり、七夕まつりに行くことができるのは8日のみです。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

当初の天気予報では8日は傘マークが付いており半ば諦めていましたが、前日になって曇りのち晴れという天気予報に変わりました。

ということで早速8日に出かけました。

天気は曇りベースで、時々薄日が差す程度で写真はやや暗いです。


平塚の七夕まつりは、昭和26年に平塚商人の心意気を吹き込んだ第1回の七夕まつりが開催されてから、今年は61回目です。

毎年300万人前後の人出があり、現在では仙台などと並ぶ日本有数の七夕まつりです。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

七夕まつりは、第55回までは開催期間は5日間でしたが、平成18年の第56回からは4日間となっています。

開催期間が1日短くなったため、人出は以前の300万人からは減少し、昨年は230万人だったとのことです。

例年は昼前後から夜遅くまで大変な混雑となりますが、今年は7時までということで朝早くから混雑していました。


七夕まつりでは、中心街に約500本の竹飾りが提出され、特にメーン会場である「湘南スターモール」には絢爛豪華な約80本の飾りが提出されます。

中には10mを超える大型飾りもあります。

混雑の時間帯はこの大きな通りが一方通行となります。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

湘南ひらつか七夕まつりの竹飾りには、活躍中のスポーツ選手や人気の動物、キャラクターなどの流行り取り入れた飾りが取り入れられるのも大きな特徴です。

しかしながら、今年は東日本大震災が発生したため、「がんばろう・日本」「がんばろう・東北」など震災復興一色の感じでした。


また、今年は「湘南スターモール」の絢爛豪華の飾り付けが何か変な感じです。

よく見ると、例年特選を独占している「うなぎ川万」「滝口かばん」が出品していませんし、「平田人形専門店」も簡単な飾り付けです。


湘南スターモールの竹飾り



まちかど広場の竹飾り



竹飾り

今年は七夕まつりを開催するか否かの検討があり、開催決定が遅かったため、飾り付けの準備が間に合わないため出品と取り止めたとのことです。

「滝口かばん」の店の前には「60回記念大会を節目として出店を取り止めます」との掲示が店の前に出されていました。

本当だとすると来年以降は寂しくなりますね!



湘南スターモールの竹飾り


今年はスカイツリーが!


今年は七夕まつりの初日に行きましたので、午前10時からの開会式で3人の織り姫に出会うことができました。

64名の応募者の中から選ばれた「湘南ひらつか織り姫」です。

この七夕まつりでデビューし、以後平塚市の公式行事等に1年間参加されるとのことです。


今年の織り姫


紅谷パールロード


紅谷パールロード入口



紅谷パールロードの七夕飾り

七夕まつり

七夕まつりは、中国の牽牛織女の伝説に基づいて始まり、日本へは星まつりとして伝えられました。

はじめ宮廷貴族を中心とする都の生活のうちに受け継がれ、書道の上達や恋愛の成就を祈る風習となりました。

江戸幕府はこれを年中行事に取り上げ武家の風習となり、しだいに庶民へも普及するに至り、各地域によって特色のある七夕まつりとして今日に至っています。



紅谷パールロードの七夕飾り


紅谷パールロードの七夕飾り


湘南ひらつか七夕まつりの特色

平塚の七夕まつりは、戦後商業振興策として始められたもので、活発な商業力に裏づけられた日本一といわれる竹飾りの豪華さに特色があります。

期間中は竹飾りのコンクールをはじめ、パレード等各種催物がくりひろげられ日本を代表する夏の風物詩として発展してきています。

さらに、コンテストで選ばれた湘南ひらつか織り姫が七夕まつり期間中、パレードや市中訪問など様々な行事でまつりを一層盛り上げています。


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り

アクセス

七夕まつり会場までは、JR平塚駅から歩いて2分です。しかし、250万人前後の人出がある一大イベントです。

北口改札口は大変混雑しますので、「SUICA」をご利用でない方は、出発駅で往復乗車券を購入することをお勧めします。

また、西口改札口は比較的空いており、こちらを利用することをお勧めします。



紅谷パールロードの七夕飾り


紅谷パールロードの七夕飾り


七夕まつり開催期間中の周辺道路は、全面交通規制となります。

通行許可証がないと会場付近に近付けないようです。

駐車場は相模川河岸近くに設けられており、会場へはシャトルバスでの移動となります。

電車・バスが無難です。


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り


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