二宮金次郎は、江戸時代の天明7年(1787年)に小田原で生まれ、幼少の頃から数々の苦難を乗り越えながら、独学で学問を習得しました。
大人になった二宮尊徳は、生涯を世の中のためにささげ、大名旗本等の財政再建と領民救済、北関東から東北にかける各藩の農村総合的復興事業(仕法)を行い素晴らしい成果をあげました。
大飢饉で農村が疲弊しきっていた当時、二宮尊徳が仕法を手がけた村々は600ヶ村以上に上るとのことです。
多くの農村や藩を貧困から救い、独自の思想と実践主義で人々の幸福を追求し、数理、土木建築技術から文学まであらゆる才能を発揮した世界に誇れる偉人です。
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