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松田山の早咲き桜(河津桜) (H23.2.22)


早咲き桜と富士山



メイン会場バス停留所付近

神奈川県北西部の松田町で、2月5日(土)〜3月13日(日)の間、第13回「まつだ桜まつり」が開催されています。

当初予定は3月6日(日)まででしたが、桜の開花が遅かったため、桜まつりの期間が1週間延長されました。


「まつだ桜まつり」の会場は、富士山や足柄平野、相模湾が見渡すことができる、松田山の中腹にある西平畑公園です。

西平畑公園は、松田山全山公園化事業の一環として整備された公園です。

公園内には松田山ハーブガーデン、子どもの館、ふるさと鉄道(ミニSL)、自然館、遊歩道など自然にふれあうスポットがあります。


早咲き桜と富士山



早咲き桜と富士山 皆さん熱心に撮影されています



早咲き桜と富士山


早咲き桜と富士山



早咲き桜と富士山

この公園内の松田山の斜面に、約260本の早咲き桜(河津桜)が植えられています。

早咲き桜(河津桜)は急な斜面に植えられており、斜面の中にジグザクの遊歩道(桜並木)が設けられており、斜面を右に左に蛇行しながら桜を観賞できるようになっています。

しかも、天気の良い日には富士山を間近に見ることができ、桜と富士山を楽しむことができます。


小田急線新松田駅あるいはJR御殿場線松田駅のホームから、前方の山の斜面にピンク色に染まった桜まつり会場を望むことができます。

「まつだ桜まつり」の案内では、桜まつり会場までは小田急新松田駅から徒歩約20分、JR御殿場線松田駅北口から徒歩約15分ということになっていますが、これは斜面の一番下側のさくらまつり会場入口までの時間ではないかと思われます。


ふるさと鉄道



見晴台付近の桜と菜の花



見晴台付近の桜と菜の花

桜まつり会場入口から松田山ハーブガーデンのあるメイン会場までは、山の斜面の自然散策路を10分程度登る必要があります。

JR御殿場線松田駅北口からメイン会場までシャトルバスが運行されています。

「まつだ桜まつり」は今回初めてでしたから、行きはシャトルバスを利用しました。


駅からメイン会場までは車の場合も、松田山の斜面にジグザクに設けられた急坂を、Uターンを繰り返しながら登ることになります。

道路は狭くて車の行き違いのできない場所も多く、行き違いの場所を設定し、その間は交互通行により運行していました。


見晴台付近の桜と菜の花



見頃の桜 左上は見晴台



自然散策路は大混雑

メイン会場付近は駐車できる台数が50台程度ですから、混雑時は酒匂川河畔に設けられた臨時駐車場からシャトルバスを利用することになります。

このため、シャトルバスは駅のみでなく、臨時駐車場からも運行されているため、数ヶ所の場所からのシャトルバスが同時の登り、同時に降りる仕組みになっていました。


シャトルバスでメイン会場に到着すると、満開の早咲き桜(河津桜)と眼前に拡がる富士山が出迎えてくれました。

シャトルバスの停留所の前に「子どもの館」があり、この付近が桜と富士山を撮影するスポットとなっています。


自然散策路 もう少しでメイン会場



自然散策路の桜



自然散策路の桜

「子どもの館」を右に見て奥の方に進むと、「ふるさと鉄道駅」「自然館」などがあります。

「子どもの館」から「自然館」の間の遊歩道沿いにも早咲き桜(河津桜)が植えられています。



早咲き桜(河津桜)


早咲き桜(河津桜)


「ふるさと鉄道」は、山岳鉄道の「シェイ式蒸気式機関車」と小田急の「ロマンスカー」とが運行されており、始発の「ポンポコ駅」から終点「コンコン駅」までを往復します。

高低差は30m、片道600m、約30分の列車の旅です。

どちらも実物の1/6スケールで、5両編成、20人乗りです。
途中、スイッチバックや鉄橋、踏切もあり子どもに大人気です。

自然散策路の桜 一休み



自然散策路の桜 熱心に撮影中



自然散策路の桜 熱心に撮影中

シャトルバスの停留所前の「子どもの館」では、吊しひなの展示が行われていました。

この吊しひなの飾りは、ひな人形の代わりに手作りの人形を飾ったのがはじまりで、松田町でも伝承されているとのことです。


「子どもの館」の隣りに松田山ハーブガーデンがあります。

松田山ハーブガーデンは、181種、16500本のハーブが植裁されたハーブ園です。

ハーブ館には、リース作り等が体験できる工房やハーブ料理が楽しめるレストランもあります。

また、数々のハーブグッツも販売されています。


自然散策路の桜 熱心に撮影中



自然散策路の桜


早咲き桜(河津桜)


「子どもの館」の前方が、桜を眺めながら松田山の斜面を歩くことができる自然散策路の最高地点になっています。


シャトルバスの通行する道路には桜は植えられておりませんので、松田山の斜面に植えられている桜を観賞するには、自然散策路を歩くしかありません。



自然散策路の撮影スポットから


今回はシャトルバスで登りましたので、自然散策路を歩いて帰路につきました。

自然散策路に入ると、駅から歩いてきた人達が汗をかきながら次から次と登ってきます。

お昼前でしたから、大部分の人が昼食を携行して登っていました。


自然散策路の撮影スポットから



会場入り口付近の桜と富士山

自然散策路からは斜面の位置の関係で、富士山を見ることがほとんどできませんが、1個所富士山の撮影スポットが設けられていました。

撮影場所には大きな三脚が設けられており、一人しか入れませんので、皆さん順番を待って桜と富士山を熱心に撮影していました。

風来坊ももちろん!


子どもの館のひな飾り


吊しひなの飾り


早咲き桜(河津桜)は見頃にはやや早い感じでしたが、それでも十分楽しめました。

雲一つない富士山を眺めることができましたが、今回はシャトルバスを利用した関係で、メイン会場着が10時近くでした。

気温の上昇により富士山がやや霞んでいたのが残念です。

次回は朝早く来て歩いて登ります。


吊しひなの飾り


吊しひなの飾り


アクセス

小田急線新松田駅から徒歩20分。

JR御殿場線松田駅北口から徒歩15分。

JR御殿場線松田駅北口からメイン会場まで30分間隔でシャトルバスが運行されています。
料金は片道150円です。




駐車場

メイン会場付近は約50台です。

混雑時は臨時駐車場を利用し、シャトルバスでの移動になります。

関連するホームページ

 まつだ桜まつり



      風来坊


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