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八ヶ岳山麓 まきば公園
まきば公園
八ヶ岳は山梨県と長野県にまたがる、南北30kmあまりの大火山群の総称です。 したがって、山そのものに八ヶ岳と名付けられた山は存在しません。 「八ヶ岳」の由来は、「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で「八」としたとも、幾重もの谷筋が見える姿から「谷戸(やと)」にちなんで名づけられたとも、文字通り八つの峰に見えるからとも、複数のいわれが存在しています。
八ヶ岳の広大な裾野は、東側の清里高原や野辺山高原、西側の富士見高原や蓼科高原などで知られています。 夏の冷涼な気候を利用してレタスやキャベツなどの高原野菜の栽培が行われています。 今回は東側の清里高原や野辺山高原を訪ねました。
まきばレストランと八ヶ岳
まきば公園からの富士山
鬱蒼とした森や深い渓谷あるいは牛がのんびりと草を食む牧場が続く八ヶ岳の南斜面を小渕沢から清里まで走っている八ヶ岳高原ラインです。 かつての有料道路であった八ヶ岳公園線が2001年に無料化されて、八ヶ岳高原ラインとなりました。 適度なアップダウンとコーナーが続き、交通量も比較的少ないので走り易い道路です。
東沢大橋と八ヶ岳
小淵沢は古くから「馬のまち」と呼ばれ、現在も乗馬牧場など馬の施設が多いところです。 小淵沢から八ヶ岳高原ラインに入り、しばらく走ると「まきば公園」があります。 標高1400mの八ヶ岳山麓の真ん中にある広大な牧場です。
八ヶ岳高原ライン沿いにあるまきばレストランでは、山梨の美味を味わうことができるとのことです。 レストランの前の駐車場からは、八ヶ岳、富士山、秩父山系、南アルプス連峰の360度の美しいパノラマを展望することができます。 八ヶ岳は生憎雲がかかっていました。
東沢大橋
まきば牧場から少し進んだところにあるのが、川俣東沢渓谷をまたぐ赤い東沢大橋です。 この橋もたもとにある駐車場は八ヶ岳のビューポイントとなっています。 八ヶ岳にはすでに雪を被っており、1400mの東沢大橋から眺める山々の紅葉は残念ながらすでに散っていました。
川俣東沢渓谷
南アルプス 北岳
清里寮
清里寮付近
清里寮からも前方に富士山を眺めることができます。 清里寮の傍に見頃のもみじがありました。
清里寮からの展望
吐竜の滝
清泉寮から1kmほど下って県道28号線を右折し、2km程進んだところから細い道に入って対向車を気にしながら1km程進んだところが吐竜の滝(どりゅうのたき)の駐車場です。 駐車場から山道を500m程進んだところが吐竜の滝です。
吐竜の滝は清里駅の西方を流れる川俣川にあるいくつかの滝の中で、最も美しいと言われているのが吐竜の滝です。 落差10m、幅15mの滝です。
小さな滝がいくつもに別れて落ちる姿は、派手さはありませんが、風情ある景色を創り出しています。 緑に覆われた岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名付けられました。
関連のホームページ 北杜市観光協会 清里観光振興会 風来坊