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等覚院のつつじ・仁王門付近からの展望
川崎市宮前区神木本町にある神木山(しぼくさん)等覚院は、寺号を長徳寺という天台宗の寺院です。 縁起(えんぎ)などの沿革についてはほとんどわかっていないようです。
参道を登り仁王門(1882年)を進むと整備された境内が広がり、正面に安政年間(1854年〜60年)に再建された本堂が建っています。 本尊は、江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』では、一尺五寸(約45cm)の不動明王立像と伝えられています。
等覚院のつつじ
境内一面にツツジがあるため、川崎市が「つつじ寺」と名付けて、市民の憩いの広場として親しまれています。 等覚院のホームページの開花情報で、で「例年に比べ、約1週間から10日程度早い18日にほぼ満開になりました」との開花情報があり、あわてて23日に訪ねました。
等覚院では開花情報どおりの満開のつつじが出迎えてくれました。 正面階段周辺には早咲きのつつじが植えられており、このエリアが満開でした。 正面右側の遅咲きのつつじはまだ殆どが蕾の状況でした。
等覚院の開花情報には「満開になった後、降雨が一晩あったものの、比較的穏やかな天候が続き、予想以上に見頃の時期が長く続いています。 開花から満開までの進行も早く、また満開になるのも早かったため、正面階段周辺の見頃は、ゴールデンウィーク前くらいまでではないでしょうか。(つつじの花は雨に弱いため今後の天候で花の状況が変わる可能性があります)」と書かれており、今年は見頃の時期が長いようです。
等覚院は、全国的には「つつじ」よりも「ぜんそくのお寺」として広く知れ渡っているようです。 北は北海道から、南は九州、沖縄まで多数の方がお加護を受けているそうです。 ぜんそくはむろんのこと、癌や膠原病、メニエル等難症の方がご加護を受けているそうです。
等覚院のつつじ・境内の上部からの展望
等覚院本堂
小規模な境内ですが、山の斜面を利用した見事な景観を楽しむことができます。 また、正面右手の斜面には随分高いところまでつつじが植えられていますが、このつつじも5分咲き程度でした。 仁王門右側の遅咲きのつつじや右手斜面のつつじはゴールデンウィーク中も楽しめるのではないかと思います。
アクセスその1 駐車場は10台程度しかありませんので、バスが適当です。 東急田園都市線「梶が谷駅」から「向ヶ丘遊園」行きバス「神木不動前」下車 徒歩2分 小田急線「向ヶ丘遊園駅」から「梶が谷」行きバス「神木不動前」下車 徒歩2分 梶が谷〜向ヶ丘遊園のバスの運行本数は20分に1本程度です。
等覚院仁王門
アクセスその2 JR・東急線「溝口駅」南口から市営バス溝15〜19系統で「神木本町」下車、徒歩10分。 バスの停留所から少し歩く必要がありますが、運行本数は多く、5分間隔程度で運行されています。
境内右側斜面のつつじ
拝観料 無料です。 関連するホームページ 等覚院 風来坊