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横浜散策(山下公園&山手のバラ) (H21.5.17)

山下公園のバラ


山下公園のバラとランドマークタワー



山下公園のバラとみなとみらいのビル群


コミュニティー「お散歩写真隊」のオフ会に参加して、久し振りに山下公園から横浜山手を散策しました。


オフ会の集合場所となった、山下公園は横浜の観光の中心、横浜の「顔」とも言える存在です。

山下公園は関東大震災後の復旧事業の一環として、被災した瓦礫や焦土などを埋め立てて造られた臨海公園で、昭和5年3月に開園しました。



長さ約1Kmにわたって海岸に面しており、海の香りを満喫できる公園で、面積は約7万平方メートルです。

中華街、元町、山手などの横浜の有名な観光スポットにも近く、そういった意味でもまさに横浜の観光の拠点となる公園といえます。


山下公園のバラ



山下公園のバラと氷川丸



山下公園のバラと氷川丸


公園のほぼ中央部の岸壁には氷川丸が係留されています。

氷川丸は昭和5年(1930年)に三菱横浜造船所で建造された、総トン数1万2000トン、全長163.3mの豪華客船です。

30年にわたり太平洋を横断すること238回、合計2万5000人の船客を運び、「太平洋の女王」とも呼ばれました。



昭和36年
(1961年)から山下公園に係留され、多くの観光客の人気を呼んでいましたが、平成18年12月25日に営業が終了になりました。

その後、日本郵船に譲渡され、平成20年4月25日にリニューアルオープンしました。


山下公園のバラと氷川丸



山下公園のバラとマリンタワー


横浜開港100周年記念行事の一環として、建設された「横浜マリンタワー」も平成18年12月25日に閉鎖され、横浜市に譲渡されました。


横浜市では、横浜開港150周年に向けて施設のリニューアル中であり、平成21年5月下旬にリニューアル再オープンの予定です。

また、山下公園の沈下花壇には約60種、400株のバラが植えられております。

氷川丸やマリンタワー、あるいはみなとみらいのビル群とバラを一緒に撮ることのできるスポットでもあります。



山下公園から「横浜人形の家」の傍をとおり、フランス山を経由して、港の見える丘公園に行くことのできる散策路が整備されています。


この散策路は、桜木町駅前から新港地区、山下公園を経由して港の見える丘公園までの、約3.2kmの歩行者専用ルート「開港の道」として整備された散策路の一部です。


山下公園のバラ


港の見える丘公園 ローズガーデン


港の見える丘公園ローズ・ガーデン



ローズ・ガーデン


「港の見える丘公園」は横浜観光に欠かすことのできない観光地の一つです。


公園でありながら、観光名所として人気の高いのは「山下公園」と同じですが、その名前のとおり、横浜港を見下ろすことのできる高台にあるこの公園は、港の風情を間近に感じることのできる山下公園とは違った魅力があります。



「港の見える丘公園」はかつて横浜開港期にイギリスとフランスの軍隊が駐屯した場所です。

横浜開港と同時に横浜に多くの外国人が暮らすようになると、当然日本人との間にトラブルが発生するようになり、自国居留民の安全と財産を守るという名目で軍隊が呼ばれたようです。

現在の公園中心部あたりにイギリス軍が、フランス山にフランス軍が駐留しました。


ローズ・ガーデン



ローズ・ガーデン



ローズ・ガーデン


「港の見える丘公園」のほぼ中央にローズ・ガーデンがあります。


ここには、約80種、1800株のバラが植えられています。

横浜開港150周年記念のバラ「はまみらい」も咲いているとのことでしたが、わかりませんでした。



ローズ・ガーデンのバラに包まれるように建っているのが「横浜市イギリス館」です。

昭和12年に英国総領事公邸として建築された建物で、近代主義を基調としたモダンな形と伝統を加味した重厚な美しさは、当時の大英帝国の風格をよくあらわしているといわれています。


ローズ・ガーデンと横浜市イギリス館



ローズ・ガーデン



横浜市イギリス館


昭和44年(1969年)に横浜市が買い取り、コンサートホールや会議室として利用されていましたが、平成14年にリニューアルを行い、資料展示室などが設けられ、一般公開されました。

横浜市指定文化財に指定されています。



バラを見ながら「横浜市イギリス館」の裏手に廻ると「山手111番館」があります。

「山手111番館」は、J..モーガンの設計により、大正15年(1926年)アメリカ人 J.. ラフィン氏の住宅として建てられました。赤瓦の屋根と白い壁が美しいスパニッシュスタイルの洋館です。

横浜市指定文化財に指定されています


山手111番館



山手111番館傍のマルチダと横浜市イギリス館



ブラシの木


「山手111番館」の周囲には、バラを始め数多くの花が植えられています。


この時期、「山手111番館」の喫茶室からは色とりどりの花を楽しむことができます。



「山手111番館」「横浜市イギリス館」に隣接して「大佛次郎記念館」があります。


大佛次郎は横浜に生まれ、横浜を愛し、そして横浜を最も多く描いた作家です。中でも「霧笛」「幻橙」は開化期の横浜を愛惜をこめて描いた名作として今も多くの人々を魅了しつづけています。

代表作には「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」などがあり、「鞍馬天狗」の作者としても親しまれています。


大佛次郎記念館


横浜山手散策


山手資料館のバラ



山手十番館


港の見える丘公園から案内板にしたがって200m程進むと外人墓地があります。


外国人墓地には開港後の日本の近代化に貢献した技術者を始め、さまざまな外国人、40カ国以上、4500人が永眠しています。

外人墓地からはマリンタワーやみなとみらいビル群を眺めることができます。



外人墓地の道路の反対側にあるのが、山手十番館です。

明治100年祭を記念して建てられた「山手十番館」は港ヨコハマを望む外国人墓地前にあるハイカラな明治情緒あふれるレストランです。

緑に囲まれた高台の眺めを背景に本格的なフランス料理を楽しむことができます。


山手十番館



山手資料館


横浜十番館の隣にある、童話の世界に出てくるような印象の建物が山手資料館です。

山手資料館は、横浜に現存する明治時代の唯一の木造西洋館です。

この建物は、明治42年(1909年)に、横浜・戸部の大工によって中澤邸として本牧に建てられ、昭和4年(1929年)に横浜・諏訪町の園田邸に移された後、 昭和52年(1977年)にレストラン山手十番館の庭内に移築されました。

以来、30年余にわたり歴史的景観の保存に寄与するとともに、古き良き横浜の面影を残す山手地区のランドマークとして親しまれています。

また、横浜開港当時の資料等が展示される資料館として公開されています。

山手資料館の庭園には見事なバラが咲いていました。



山手資料館のバラ



山手資料館の隣に、横浜山手聖公会教会堂、山手234番館、山手89−6番館と並んでいます。

山手89−6番館は、1927年に建築されたイギリス様式の白亜の洋館です。

現在は200年以上昔のアンティーク家具で飾られたリビングルームが、喫茶店「えの木てい」として使用されています。


山手89−6番館・えの木てい



ベーリック・ホール


「えの木てい」の道路の反対側にあるのが、「エリスマン邸」、その隣が「ベーリック・ホール」です。


「ベーリック・ホール」は、J.H.モーガンの設計により、昭和5年(1930年)に建てられたイギリス人貿易商・ベーリック氏の邸宅です。

1956年〜2000年までセント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎としても使用されました。


各種のバラ


ダブルデライト



山手234番館、エリスマン邸、ベーリック・ホールを含む付近一帯が、元町公園です。

深い緑の中にプールや弓道場がある元町公園は、山手本通りに面し、周辺の歴史的建造物とともに、山手を象徴する絶好の景観を創り出しています。


アンジェラ



アンジェラ


ローラ



ゴールド バニー



緑光


今回は時間の関係で、ベーリック・ホールで山手散策を終了し、代官坂を下って元町に出ました。


元町ではオフ会に参加したメンバーとティー・オフを楽しみました。



マルチダ


和音


ネットの友人「Tachn☆彡さん」が素晴らしいスライドショーを作成して下さいました。

次をクリックするとご覧いただけます。


神代植物公園と山下公園のバラ



アクセス

山下公園 みなとみらい線元町中華街駅から徒歩5分

港の見える丘公園 みなとみらい線元町中華街駅から徒歩10分

         風来坊


イントウリーグ


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