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浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス (H21.8.22)


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


浜離宮恩賜庭園のお花畑では、毎年キバナコスモスを楽しむことができます。


ネットの友人から8月18日のキバナコスモスの光景が提供されました。

すでに見頃を迎えつつある感じです。

8月22日に神田に行く用件がありましたので、その前に浜離宮恩賜庭園に立ち寄ってみました。



浜離宮恩賜庭園では、お花畑に今年も10万本のキバナコスモスが植えられています。

従来からのオレンジ色のサンセットという品種のほかに、今年から黄色のキバナコスモスのサニーイエローという品種が植えられています。

風来坊の訪ねた22日はいずれのキバナコスモスも見頃を迎えていました。


キバナコスモスと新橋の高層ビル



キバナコスモスと新橋の高層ビル


キバナコスモスと新橋の高層ビル



キバナコスモスと新橋の高層ビル



キバナコスモスと新橋の高層ビル


また、キバナコスモスの隣には、コスモスが植えられています。


コスモスはこれからという段階でした。

コスモスも、いろいろな種類のコスモスが植えられているようです。



浜離宮恩賜庭園は、潮入の池と2つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。


潮入の池は、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。

旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。

しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、浜離宮恩賜庭園だけです。


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモスとコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


浜離宮恩賜庭園は、この潮入の池や鴨場を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに大別されます。

この土地は、寛永年間(1624〜1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。

ここに初めて屋敷を建てたのは、4代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重です。



承応3年(1654年)、海を埋め立てて庭園を造成し、甲府浜屋敷または浜屋敷と呼ばれる別邸を建てました。

以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、11代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。

明治維新ののちは宮内庁所管となり、皇室宴遊の地にあてられ、名前も浜離宮となりました。


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


その後、関東大震災や戦災によって、御茶屋など数々の建造物や樹木が損傷し、往時の面影はなくなりましたが、昭和20年11月3日、東京都に下賜され、整備ののちに昭和21年4月から有料公開されるようになりました。

国の文化財保護法に基づき、昭和23年12月には国の名勝及び史跡に、同27年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。



新橋地域の再開発により、浜離宮恩賜庭園の周りには、近代的な高層ビルが数多く建築されました。

ここでは、庭園の美のみでなく、広大な庭園と高層ビルの織りなす景観も楽しむことができます。


広大な庭園だけあって、庭園内に入ると都会の喧騒とはかけ離れた雰囲気です。


コスモスの開花はこれからです




浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


庭園内には数多くの見所があり、またこの時期はサルスベリなどの花も楽しむことができます。


8月22日は12時過ぎからの会合の前に立ち寄ったため、時間的制約からお花畑のみの散策となりました。


アクセス

大手門口

都営地下鉄大江戸線「築地市場」「汐留」、ゆりかもめ「汐留」駅から徒歩7分

JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅から徒歩15分

中の御門口

都営地下鉄大江戸線「汐留」駅10番出口から徒歩5分

JR「浜松町」駅から徒歩15分


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


水上バス


東京水辺ライン(両国お台場クルーズ)、東京都観光汽船(浅草〜日の出桟橋)で「浜離宮発着場」下船

浜離宮発着場は浜離宮恩賜庭園内にあります。

東京水辺ライン、東京都観光汽船にはさまざまなコースがありますので、「浜離宮発着場」を経由するか否かを乗船前にチェックして下さい。



サンセット


サニーイエロー



入園料

300円


関連するホームページ

 浜離宮恩賜庭園


        風来坊


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


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