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ソメイヨシノはチラホラと咲き始めの段階です!
ヨウコウ
新宿御苑は、「新宿植物御苑」時代から桜で有名であったため、明治39年の庭園への改修に際しても、桜を植栽の主とする方針がとられました。 さらに、大正6年に宮中の観桜会の会場が御苑に移されてからは、桜の調査研究、収集に力を入れ、今日の桜樹の基盤が造られたそうです。
オオシマザクラ
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新宿御苑には、現在、75種、約1500本の桜があります。 2月下旬のカンザクラから4月下旬の八重桜まで、長い期間にわたって桜を楽しむことができます。
玉藻池の日本庭園
コシノヒガンサクラは見頃です
今年の東京の開花宣言は21日でした。 例年では開花から約1週間で満開となりますので、友人と29日に新宿御苑を訪ねることにしました。 しかしながら、今年は開花してすぐに寒い日が続いたためか、なかなか開花が進みません。
玉藻池のサクラ
コシノヒガン
新宿御苑を訪ねたのは、開花してから8日後でしたが、ソメイヨシノはやっと2部咲き〜3部咲き程度という状況でした。 しかしながら、新宿御苑にはいろいろな種類の桜が植えられていますので、せっかくの機会でもあり、新宿御苑内の散策を楽しむことにしました。
エドヒガンザクラ
ソメイヨシノは殆ど咲いていませんでしたが、オオシマザクラ、ヨウコウ、コシノヒガン、エドヒガンなど早咲きの桜を楽しむことができました。 エドヒガンサクラはイギリス風景式庭園に咲いていました。 まだ幼木ですが、がくの部分がぷっくりと膨らんだかわいらしい形の花を枝いっぱいにつけていました。
枝垂れ桜
エドヒガンは本州・四国・九州および朝鮮半島に分布する自生種で、ソメイヨシノ(染井吉野)の片親と考えられています。 また、旧温室の近くの十月桜も咲いていました。 十月桜は春と秋の2回咲く桜です。 花は白色の小輪八重咲きですが、秋の花は春に較べて小型だそうです。
ハナモモ
十月桜
下の池の近くでは、コシノヒガンと枝垂れ桜が見頃を迎えていました。 特に枝垂れ桜は見事であり、周囲では大勢の人が写真を撮っていました。 枝垂れ桜といえば、日本庭園にピンクの素敵な枝垂れ桜がありますが、こちらはまだ蕾でした。
新宿御苑の桜は見頃には少し早い感じでしたが、晴天に恵まれたこともあり昼前にはあの広大な芝生が人で埋め尽くされていました。 この日の人出はわかりませんが、次週の4月最初の週末は土・日で14万人の来園者があったそうです。
アクセス 新宿御苑のメインゲートである新宿門は新宿駅から徒歩10分です。 千駄ケ谷門はJR千駄ヶ谷駅から徒歩5分です。 このほかに、大木戸門があります。 駐車場 駐車料金は3時間まで500円。以後30分ごと100円です。
入園料 200円 毎週月曜日は休園日です。 関連のホームページ 新宿御苑 風来坊