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チョウトンボ
チョウトンボは、チョウのようにひらひらと飛ぶことから、その名前が付けられたようです。 翅は青紫色でつけ根から先端部にかけて黒く、強い金属光沢を持っています。 前翅は細長いですが、後翅は幅が広くなっています。 また、腹部は細くて短く、腹長は20〜25mmほどです。
チョウトンボは、チョウとトンボの中間のような恰好をしていますが、トンボ目・トンボ科に属するトンボの一種です。 また、メスには,光を受けたときの翅の色が青紫〜赤紫にかがやくものと,金色にかがやくものがあるとのことです。 今回はメスと思われるチョウトンボに出会うことができました。
メスのチョウトンボ?
国内では本州東北部から九州にかけて分布し、国外では朝鮮半島、中国に分布しています。 ある程度自然度の高い環境でないと、多数の個体は見られないとのことです。 昭和記念公園では日本庭園で毎年見かけることができます。 今年は「サギソウ祭り」の行われている、水鳥の池の周辺でも見かけることができたようです。
サギソウを見に行った8月20日に、日本庭園に立ち寄ったところ、ラッキーなことに10匹ほどのチョウトンボが飛び交っていました。 このチョウトンボは、追いかけっこをしながら飛び廻っており、なかなか撮影できる場所に留まってくれません。
アッ! 逃げられた
チョウトンボ(昨年撮影)
やっと留まったと思っても、警戒心が強いようで、近付くとすぐ逃げてしまいます。 また、留まっているところに他の種類のトンボが飛んでくると、すぐに飛び去ってしまいます。 チョウトンボの撮影、コンパクトデジカメではなかなか難しいと感じました。 風来坊