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吉野梅郷 その2 (H20.3.22)

吉野梅郷散策


鎌倉の梅



青梅きもの博物館の枝垂れ梅


吉野梅郷では「梅の公園」以外に、吉川英治記念館、青梅きもの博物館、梅の銘木・古木、個人の梅園のオープンガーデンなどが点在しています。



青梅観光協会のホームページに、「青梅観梅モデルコースを歩く」という観梅コースが掲載されています。

JR日向和田駅をスタートし、梅の公園や吉川英治記念館など、吉野梅郷の見どころすべてに立ち寄ることができるおすすめのコースです。


梅郷中心地の個人の梅園



今年の飛龍梅 メインの幹が損傷していました

コースの概要は次のとおりです。

JR青梅線日向和田駅→神代橋通り→梅の公園→鎌倉の梅→中心地梅林→下山八幡神社→岩割の梅→大聖院・親木の梅→即清寺・招春梅→吉川英治記念館→愛宕神社→JR青梅線二俣駅

紹介ではコースの所要時間1時間7分となっていますが、この時間は単に歩くのみの時間と思われます。

したがって、実際にはこの3倍程度は必要かと思います。


名所スタンプハイクコースも準備されています。

このコースは次のようになっています。

紅梅苑→青梅市梅の公園→天満公園→青梅きもの博物館→梅郷中心地梅林→鎌倉の梅→岩割の梅→親木の梅→即清寺→吉川英治記念館


昨年の飛龍梅はこんなでした



鎌倉の梅


風来坊、梅の公園を見たあと、吉野梅郷を散策してみました。

「梅の里梅園」の飛龍梅の大きな幹が損傷しているのには驚きました。

昨年までは見事な姿を見せてくれていたのに、残念です。



鎌倉の梅


鎌倉の梅

旧鎌倉街道のかたわらにある、樹齢約400年といわれる古木で、旧鎌倉街道ゆかりの梅です。

個人梅園である梅花園の中にあります。


鎌倉の梅



岩割梅


岩割梅

岩割の梅

別名「悲恋の梅」とも言われ、その昔、土地の豪族三田氏と小田原の北条氏が戦ったとき、いくさの中で芽生えた若武者と土地の娘が密かに会う場所であったそうです。

その若武者の出陣に際し、突き刺した梅の一枝が岩を割り根付いたと伝説のある古木です。



大聖院の枝垂れ桜



親木の梅

大聖院親木の梅

大聖院(だいしょういん)の裏庭にあり、樹齢700年余りで梅郷の梅の始祖といわれています。

金剛寺の「将門誓いの梅」を根分けしたと伝えられ、現在は初代の木から根分けした二代目が見事に枝を張っています。



大聖院


親木の梅


青梅市梅の公園に咲いていた梅


書屋の蝶



鴛鴦(えんおう)


青梅市梅の公園には120品種、1500本の梅が植えられています。


その中からいくつかを紹介します。


梅に関する説明は、梅の公園に表示されていたものです。



実座輪薄紅


緋梅


小向(こむかい)

白色大輪の一重咲き。その昔、多摩川を利用して神奈川に下る筏流しが、県下の小向梅より青梅に導入した品種。梅干し、梅酒、梅の粕漬けに向いている。

幾夜寝覚(いくよねざめ)

大輪の八重咲き。花色は紅紫色、底紅で、花弁は大きく波を打って抱えて咲く。しべの数も梅花中で最も多く、まことに優雅で豪華な花である。


大輪緑萼



思いのまま


小向



酔心梅



三吉野

朱鷺の舞(ときのまい)

初めてこの花を見て、花の姿と色彩の思わず出た名前。他に類を見ない見事さである。青梅市の萩野義三氏が茶の木中に実生したものを育てた。

栄冠(えいかん)

この花は、武蔵野市の世戸東治氏が、作出した品種。緋梅性の大輪で紅が濃い。花形も良く整い、しべの数も多く見事に整開している。風格のある花。



月影


栄冠


酔心梅(すいしんばい)

蕾から開花までの色といい、開花したときの花の輪郭といい、実に見事で心から酔うほどであることから、この名が生まれた。実の色づきも見事。

三吉野(みよしの)

花は小輪で花弁は丸みをおびえて一つ一つが良く整っており、全体がふっくらとして女性的である。花糸は長くないが揃っていて茶のしんのようにも見える。


蝶の羽重



書屋の蝶


宇治の里



更紗



八重祭笠枝垂れ


八重祭笠枝垂れ(やえまつりがさしだれ)

野梅性の大輪の八重咲き。青梅市梅郷、鈴木文吾氏の先代の実生したものから生まれた新花。半八重咲きで花弁の先に裏口紅が残りしべも美しく散開する。



紅冬至


幾夜寝覚



関連するホームページ


 青梅市観光協会


 吉野梅郷梅まつり その1


         風来坊


朱鷺の舞



織り姫


新平家


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