散策スポット目次
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桜橋からの展望
桜橋から向島側の展望
上野、飛鳥山、隅田川の3ヶ所は、8代将軍徳川吉宗が、庶民も花見が行えるようにと開放した桜の名所です。 特に、隅田川は、上野や飛鳥山とは異なり、川岸からだけでなく、隅田川に屋台舟を浮かべて両岸の桜並木を眺める風流な桜の名所でもあります。
特に、屋台舟の宴会は、毎年大人気でほぼ1年前から予約が入っているとおり、なかなか予約が取れないことでも有名です。 隅田川では、吾妻橋から桜橋の約1kmにわたり、川の両岸にソメイヨシノ、シダレザクラ、サトザクラ、エドザクラなど300本あまりの桜が植えられています。
桜橋から浅草側の展望
水上バスと言問橋
吾妻橋傍の水上バス乗り場
今年の東京は3月22日に開花宣言が出されました。 4月2日に隅田公園の開花情報を調べると、開花から10日以上経過していましたが、見頃となっています。 少し遅くはないかと思いつつも、4月3日に出かけました。
水上バス
屋台舟
東京メトロ銀座駅から吾妻橋に出てみると、午前9時だというのに水上バス乗り場の待合室には多くの人が集まっていました。 切符売り場は空いていましたので、切符を購入すれば乗船できるようでしたが、まだ何も見ていませんので、先ずは隅田川の両岸を左回りに散策することにしました。
言問橋と桜
墨堤の桜並木 前方は桜橋
墨堤の桜並木 前方は言問橋
この墨堤の桜も戦後は一時衰退をみましたが、墨田区では、昭和50年代に入り、由緒ある桜並木を復活させ、合わせて、内外の多くの人々にお花見を楽しんでもらうため、「墨堤さくらまつり」を開催しています。 期間中は、地元を挙げての模擬店や向島芸者による芸妓茶屋が催されます。
墨堤の桜並木 左上は首都高速
河岸からの展望
墨堤の散策路
また、墨堤周辺には、向島名物の老舗和菓子店(長命寺の桜もち、言問団子、志満ん草餅等)や料亭街、隅田川七福神ゆかりの寺社など魅力的な観光ポイントが揃っており、向島散策へと発展する人も多いようです。 墨堤の桜まつり会場までは、都営本所吾妻橋駅からが近く、徒歩5分です。
桜並木を上流に進み、言問橋を過ぎると前方に立派な橋が見えてきます。 1885年に完成した隅田川唯一の歩行者専用橋である、「桜橋」です。 両岸の隅田公園を結ぶ役割を持っており、平面のX字型の得意な形状をしています。
桜橋付近の散策路
歩行者専用の桜橋 橋の上がX字型になっています
桜橋 X字型の片方です
花見のシーズンには、両岸の桜を楽しむために多くの人がこの橋を渡ります。 桜橋の上から見る桜は絶景ということができます。 また、橋の上では「桜橋花まつり」が開催され、仮設ステージではさまざまなイベントが行われます。
モニュメントの原画は平山郁夫氏です
X字型の桜橋
桜橋を渡った右岸の隅田公園には、桜橋の少し上流から吾妻橋近くの水上バス乗り場まで桜並木が続いています。 右岸の隅田公園では、堤の上のみでなく、公園にも沢山の桜が植えられており、「隅田公園桜まつり」の会場となっています。
桜橋
隅田公園の散策路と陸上競技場
隅田公園の堤の桜
この公園内をゆっくり散策できますし、公園内には仮設トイレや分別ゴミ箱も多数整備されており、ビニールシートを敷いてゆっくりと花見をすることができます。 また、一部の区間は堤の下の川岸にまで下りることができます。
隅田公園の散策路
隅田公園の桜
隅田公園の堤の散策路
水上バスに乗船しようと思いましたが、切符を購入するための長い行列が吾妻橋の中間付近まで続いており諦めました。 浅草の仲見世に立ち寄りましたが、こちらも多くの人で賑わっていました。
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東武鉄道「りょうもう号」
仲見世通りの大賑わい