散策スポット・桜2008

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子供の国の桜  (H20.4.4)


先ずは中央広場で記念撮影



中央広場の桜


横浜市青葉区にあるこどもの国は、多摩丘陵の雑木林をそのまま活かした自然の遊び場です。

こどもの国は昭和34年(1959年)4月の皇太子殿下(現天皇陛下)のご結婚を記念して、全国から寄せられたお祝い金を基金に、昭和40年(1965年)5月5日のこどもの日に開園しました。


こどもの国の土地は、昭和初期にはわずかな農家が生活する雑木林でした。昭和13年ころ、戦争のために国が弾薬庫として整備、終戦後もアメリカ軍がやはり弾薬庫として使用していました。日本に返還されたのが昭和37年です。


そして、こどものための自然の遊び場としてよみがえりました。


中央広場の桜



中央広場の桜


こどもの国のエリアは、一般の人が足を踏みいれていなかったために、現在でも自然が多く残されています。


広さが約100ヘクタール(約30万坪)もある広大な地域に、各種の施設が整備されており、年間を通じて家族連れから学校、会社、グループなど多くの人に利用されています。



こどもの国には3000本以上のソメイヨシノのほかに、見事な枝垂れ桜もあり、桜の名所でもあります。

こどもの国には、外周道路4キロ、内周道路2.4キロをはじめ、雑木林をぬうように散策路が縦横に通じています。

今回は内周道路を時計回りに散策しながら、桜を楽しみました。


中央広場の桜



中央広場の枝垂れ桜



中央広場の枝垂れ桜


正面の入口を入ると、目の前になだらかな斜面になっている入口広場があります。


チョークが置いてあり、いつでも自由に地面に落書きをすることができます。斜面を登り切ると、目の前に広大な遊び場が広がります。中央広場です。



中央広場は12000平方メートルの広場で、中央にある花壇に四季折々の花で彩られます。


右手に連なる枝垂れ桜は見事です。

残念ながら少し見頃を過ぎていました。


中央広場の桜



自由広場



自由広場は大盛況


中央広場に左側にあるのが自由広場です。


30000平方メートルの草原です。




春休みということもあり、多くの子供連れがお弁当を食べたり、各種の遊びをして楽しんでいました。


自由広場は大盛況



自由広場から中央広場を望む


自由広場の左側には、子供に人気の「遊具広場」「ミニSL」「なかよし広場」があります。

「遊具広場」には、ローラーすべり台やジャングルジム、谷川渡りなどの楽しい遊具があります。



「ミニSL」では、日本初のソーラー発電で動くミニSL太陽号が走っています。


「なかよし広場」には、迷路や遊べる壁など不思議な遊具が沢山準備されています。

いずれにしても子供に大人気のエリアです。


自由広場から中央広場を望む



桜堤の桜と白鳥池



桜堤の桜と白鳥池


右手に皇太子記念館や中央広場、左手に少年サッカー場、ローラーすべり台、屋外プールなどを見ながら内周道路を進んでいくと、左手に桜堤に登る急な坂道があります。


この坂道の登っていったところが白鳥湖の西側にあたる桜堤です。



桜堤という名のとおり、山全体が桜です。


山の上から斜面の桜を見下ろすことができます。

その下にあるのが白鳥湖で、見事な展望です。

冬には尾根沿いから中央広場から正面入口までを見渡すことができるそうです。


桜堤の桜と白鳥池



白鳥湖



白鳥湖


山の斜面の降りたところが白鳥湖です。

白鳥湖は水深1m程度で、ボートやドラム缶イカダを楽しむことができます。

11月中旬から下旬にかけては紅葉が綺麗とのことです。



白鳥湖の傍には、こどもの国の歴史や自然を紹介している「ビジターセンター」があります。


ここの説明では、園内では1年間を通じて120種類の野鳥と、数えきれないほどの昆虫や植物が生活し、自然界のサイクルが保たれているとのことです。


白鳥湖



おとぎの広場


「ビジターセンター」の開館日は、3月下旬〜11月下旬の土・日・祝日と限定されています。


ビジターセンターから少し降りたところに散策路があります。

これが内周道路で、桜堤への寄り道から元の散策路に戻ることになります。



「ビジターセンター」と散策路との間に、自然を生かした遊び場である「おとぎの広場」があります。


また、散策路の反対側には、水遊びを楽しむことができる「せせらぎ」があります。

白鳥湖の付近も子供が大喜びするエリアになっています。


内周道路 右側が「せせらぎ」



内周道路 この付近は桜吹雪



内周道路 この付近は桜吹雪


白鳥湖から少し進んだ三叉路を右折し、トンネルを抜けたところに遊具広場があります。

新しく設置された遊具のようです。



遊具広場から少し進んだところが「ポニー牧場」「こども動物園」「こどの遊牧場」「ミルクプラント」「牛舎/緬牛舎」のあるエリアです。


内周道路 右は遊具広場



こども遊牧場付近の桜のトンネル



前方はこども動物園


牧場には乳牛約50頭、ヒツジ約40頭が放牧されています。

「こども動物園」ではウサギなどを抱いてふれあうことができますし、牧場ではポニー乗馬を楽しむこともできます。



このエリアにも見事な桜が咲いており、桜の下には、家族連れで芝生の上で食事ができる場所も確保されており、多くの子供連れで賑わっていました。

こども遊牧場付近の休憩できるエリア



休憩できる広場 前方がこども遊牧場



自転車乗り場


このエリアから少し進んだところに休憩できる広場があります。


この広場から正面入口広場までは外周道路と内周道路が一緒になります。

少し進むと右手に自転車乗り場があります。

ここで自転車を借りて、1.6キロのサイクリングコースを、桜を楽しみながら周回することができます。



また自転車乗り場の傍には、足でペダルを漕ぎながら進むミニコースターのローリングサイクル、足でペダルを漕ぎながら空中遊泳を楽しむへリサイクル、水陸両用のチャレンジサイクルなどの乗り物が準備されています。


自転車乗り場から道なりに進み、トンネルを抜けると多目的広場があり、その隣が出発点の中央広場です。


多目的広場



多目的広場付近の桜


アクセス

JR横浜線長津田駅、田園都市線長津田駅からこどもの国線に乗り換えて約7分で終点の「こどもの国」駅に到着。こどもの国入口まで徒歩2分。

駐車場

1日900円。
1700台収容できますが、日曜・祝日は駐車場と周辺道路が大混雑します。



横浜緋桜


枝垂れ桜



入園料

600円 シルバー割引あり


関連するホームページ

 こどもの国


休園日をチェックする必要があります。水曜日が多い。


       風来坊


横浜緋桜


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