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井の頭恩賜公園の桜
井の頭恩賜公園は、大正2年(1913年)に日本最初の郊外公園として決定され、計画的に整備が進められたのち、大正6年(1917年)5月に開園しました。 また、井の頭池は、初めて江戸にひかれた水道、神田上水の源であり、明治31年に「改良水道」ができるまで、重要な役割を果たしていました。
「井の頭池」の命名者は、三代将軍徳川家光と伝えられています。 その意味としては「上水道の水源」「このうえなくうまい水を出す井戸」という二つの説があるようです。
井の頭池には沢山のボートが
かつては、杉の水源涵養林が池の水面をおおい、美しい風景を作り出していました。 開園から間もなく90年という長い歴史の中で、周辺は都市化が進み、樹の種類や林の様相は時とともに変化し、武蔵野の風景が次第に失われてきたようです。
それでも、井の頭恩賜公園は、豊かな森と水の残る貴重な空間として、都民に憩いの場を提供しております。 吉祥寺や三鷹の街に近いというロケーションから、四季を通じて多くの老若男女が訪れています。
園内は、井の頭池とその周辺、雑木林と自然文化園のある御殿山、そして運動施設のある西園と、西園の南東にある第二公園の4区域に分かれています。 自然文化園は有料ですが、その他の区域は無料で散策できます。
井の頭恩賜公園には585本の桜が植えられており、その大部分がソメイヨシノです。 桜は井の頭池とその周辺がメインのようです。
井の頭池の傍の散策路
散策路では宴会も!
井の頭池では、池の周囲に植えられた桜の大木が、池の上に伸びています。 このためボートに乗って、池の上から桜を観賞するのが大人気のようで、池の中はボートで溢れていました。
また、池の周りには散策路が設けられており、桜を楽しみながら一周することができます。 特に池の南側には、池のすぐ傍にも散策路が設けられています。 この散策路では、池に向かって伸びている桜の下をくぐって通過しなければならない場所もあり、ボートに乗ったのと近い感じで桜を楽しむことができます。
井の頭池の桜
井の頭池の岸辺には沢山の人が
風来坊の訪ねた日は、薄曇りで太陽が顔を出したり引っ込めたりという状況で、画像で見る井の頭公園の桜はイマイチです。 また、ボートから出るさざ波のためか、池の映える桜を撮ることもできませんでした。
アクセス JR中央線吉祥寺駅・京王線吉祥寺駅から徒歩5分 入園料 井の頭自然文化園:400円 その他の区域:無料
関連するホームページ 井の頭恩賜公園 風来坊
ボート乗り場近くの見事な枝垂れ桜