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六義園の枝垂れ桜
六義園のシンボルである枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも一足早く開花し、東京に春の訪れを告げてくれます。 六義園には4本の枝垂れ桜がありますが、メインの枝垂れ桜は、高さ約13m、幅約17mもある大木で、「エドヒガン」という品種が変化したものです。
このシダレザクラは戦後に植えられたもので、樹齢約60年です。 内庭大門をくぐった広場にあります。 少し離れてみると、本当に滝のように咲くという言葉がピッタリです。 他の3本の枝垂れ桜もメインの枝垂れ桜の傍に咲いています。
この時期、六義園では平成13年から「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」が開催されており、今年が8回目です。 今年も3月20日から3月30日の間、開催されました。 風来坊は、今年も残念ながらライトアップを見に行くことはできませんでした。
今年は3月上旬までは寒い日が多かったため、ソメイヨシノの開花予想も昨年よりは1週間ほど遅い状況でした。 ところが、3月中旬になって4月並みの暖かい日が続き、開花時期が随分と早まり、東京の開花は昨年より2日遅れの3月22日でした。 昨年に続き、ことしも全国で一番早い開花宣言です。
一方で、六義園の枝垂れ桜はなかなか開花が進みません。 ソメイヨシノの開花宣言の2日後の3月24日で三分咲きの状況です。 これでは枝垂れ桜とソメイヨシノの見頃は同時期になるのではないかと思われました。
ところが3月25日、26日が4月下旬から5月上旬並みの暖かさとなりました。 これに伴い、毎日午後5時に更新される開花情報では、六義園の枝垂れ桜は3月25日に七分咲き、3月26日に満開となりました。
早速27日に出かけて満開の枝垂れ桜に出合うことができましたが、帰宅してびっくり! ソメイヨシノも開花宣言から5日目の3月27日には満開宣言が出されていました。 開花宣言から5日目は史上2番目の早さとか!
9時15分過ぎに染井門に到着しましたが、切符売り場は空いていました。 やはり平日だからと思って入場しましたが、枝垂れ桜の周囲はカメラマンを初めとして多くの見学者で埋まっていました。
しかし、早い時刻は枝垂れ桜を取り囲んでいるカメラの放列に遠慮してか、枝垂れ桜の傍に近寄って記念撮影する人は比較的少なく、風来坊も、今年は人影のない枝垂れ桜を撮ることができました。 しかし、10時過ぎからは、枝垂れ桜は記念撮影をする多くの人に囲まれていました。
アクセス JR・地下鉄南北線「駒込駅」から正門まで徒歩7分、染井門までは徒歩1分 ライトアップの行われている期間は、染井門から入園できます。 都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩10分。
入園料:300円 駐車場:ありません。 関連するホームページ 六義園 風来坊