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たまごの森フラワーガーデンのチューリップ
国営常陸海浜公園は、首都圏における増大かつ多様化するレクリエーション需要に応えるため、茨城県ひたちなか市に国が設置した国営公園で、総面積は350haに及ぶ極めて広い公園です。 現在は、約4割の135haが開園されています。
満開のチューリップ
見渡す限りチューリップが!
公園は昭和54年に事業に着手し、平成3年10月に約70haが開園しました。 その後、平成7年たまごの森、平成8年ひたちなか自然の森、平成9年林間広場、記念の森庭園、平成11年ファミリーパークゴルフ、BMX・MTBコース、平成13年砂丘ガーデン、平成17年ひなの森、平成18年砂丘観察広場などが次々とオープンしています。
ひたち海浜公園は鹿島灘に面し、久慈川から流出する砂と北東風によってつくられた砂丘上にあります。 北東からの強い風と豊富な砂によって、常陸海浜公園付近では、標高30mを超える列状の砂丘が台地の奥まで形成されています。
また、ひたち海浜公園の沖合は、暖流と寒流がぶつかりあう場所であり、その影響で公園内では北方系と南方系の双方の動植物を見ることができます。 北方系の植物のオオウメガサソウが世界の南限の分布地として公園樹林内に群生しているほか、砂丘という特殊な環境に様々な植物や動物が生育、生息しています。 全国的に砂丘が減少しているなか、常陸海浜公園は関東以北の太平洋側で砂丘が残る数少ない場所です。
ひたち海浜公園は横浜からは電車でのアクセスが難しく、これまで訪問する機会がありませんでした。 自宅近くのJTBがバスツアーを募集しており、家族で参加することになりました。 家内と娘が行くバスツアーに便乗ですが! 今回のバスツアーは、集合時刻は7時30分でしたが、集合場所は自宅から徒歩5分という条件に恵まれたツアーでした。
色とりどりのチューリップ
ゴールデンウィークの真っ只中のバスツアーですから、交通渋滞が心配されましたが、意外や意外、帰りに事故渋滞に巻き込まれましたが、それ以外はスイスイでした。 渋滞予測では、今年のゴールデンウィークの渋滞は後半ということでしたが、予測どおりでした。
ひたち海浜公園にはいくつかの花畑があり、季節季節に見事な花を楽しむことができるようですが、今回のバスツアーの目的は、「たまごの森フラワーガーデン」のチューリップです。 チューリップワールドは、4月下旬から5月上旬まで開催される花のイベントで、123種30万本の色とりどりのチューリップが、たまごの森の松林の中を鮮やかに彩ります。
たまごの森のチューリップは、松林の中ということで、池や渓流沿いに植えられている昭和記念公園とは、雰囲気が随分と異なりますが、30万本という規模に圧倒されます。 ちょうど見頃のチューリップを満喫することができました。
中央フラワーガーデンのネモフィラ
ひたち海浜公園では、チューリップに引き続き、ネモフィラとポピーが見頃を迎えるとのことです。 ひたちなか市で一番標高が高い「みはらしの丘」には約400万本のネモフィラが植えられており、4月下旬から5月下旬にかけては、丘一面がブルーに染まるとのことです。
チューリップを見た後に、「みはらしの丘」に登りましたが、残念ながらネモフィラは咲き始めの状態でした。 今年は、冬の寒さのためにネモフィラの生育が少し遅れ、5月中旬に見頃を迎えるとのことです。
中央フラワーガーデンには100万本のポピーが咲くということでしたので、期待して行きましたが、まだ未開花の状態でした。 代わりに、ここではネモフィラが見頃を迎えていました。 「みはらしの丘」とは異なり、低地にあるため、生育が早いのかもしれません。
ネモフィラ
ひたち海浜公園の利用者は、施設の拡充に伴い、年々増加を続けており、平成18年には80万人を突破しております。 この日は観光バスは少なかったですが、休日のため子供連れの人で、公園内は賑わっていました。
みはらしの丘のネモフィラは一分咲き
公園内のプレジャーガーデンには、さまざまなアトラクションが準備されており、子供にとっては天国のような場所です。 また、広い草原エリアでは、子供達が凧揚げを楽しんでいました。 また、シーサイドトレインに乗車すれば、広い公園を35分で1周することができます。 1日500円の乗り放題です。
草原エリアの菜の花
西口エリア水のステージ
関連するホームページ ひたち海浜公園 入園料 400円 風来坊
草原エリアでは凧揚げが