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三浦海岸桜まつり (H20.3.9)


桜まつり会場の遊歩道



三浦海岸駅前の河津桜


京浜急行「三浦海岸駅」の近くに河津桜の綺麗なところがあるとの情報を、数年前から得ていました。

今年は、三浦海岸の河津桜を見てきましたというレポートや、見頃を迎えていますという情報が、ネットの友人数人から寄せられました。



3月4日に本場の河津桜を見てきましたが、3月9日に三浦海岸の河津桜にも行ってみました。


京浜急行「三浦海岸駅」で下車すると、大きな河津桜は数本あり、見事な花を咲かせていました。

少し葉が出かかっていますが、まだまだ見頃です。


三浦海岸駅前の河津桜



テント村付近の河津桜


三浦海岸の河津桜は、「三浦海岸まちなみ事業協議会」という、有志のグループが三浦海岸地区を元気づけようとして、平成11年から植裁をはじめました。

「三浦海岸桜まつり」は平成14年からはじめられました。

「三浦海岸まちなみ事業協議会」は、三浦海岸周辺の商店主らが中心となって活動している町おこしの団体です。



三浦海岸駅から、提灯やのぼり旗を目印に10分程歩くと、桜まつりの会場に到着です。

会場の入口の左側にあるのがテント村です。

ここでは、軽食や飲み物、地元特産品、桜おこし、大根焼酎などの販売が行われています。

桜を見ながら、ゆっくりと休憩することができます。


すぐ傍を京浜急行の電車が



桜まつり会場 前方の橋の下がテント村



菜の花も満開です


テント村から京浜急行の線路に添って遊歩道があります。


河津に較べるとやや狭い遊歩道ですが、ここが桜まつりの会場です。

本場の河津と同様に、菜の花と河津桜のコラボレーションが続いています。



遊歩道の桜は植裁されて約10年ですから、まだ樹木も小さく河津に較べると子供という感じです。


しかし河津桜も、上流の方はここ4〜5年で随分と大きくなり、桜のトンネルも増えましたので、三浦海岸の河津桜も数年先が楽しみです。


桜まつり会場の遊歩道



河津桜


河津桜



桜まつり会場の遊歩道


会場入口から京浜急行の線路沿いの遊歩道を500mほど進むと、右側に小松ヶ池の入口があります。


逆に左側の公園から、上側の立体交差の道路に出て、小松が池に行くこともできます。

風来坊は立体交差の橋の上で、張られている金網の網目の中から京浜急行の電車と河津桜をゲットしました。

コンパクトデジカメですと、金網の編み目にレンズが入るのです(笑)



小松が池公園は、約3.haの公園ですが、三浦半島有数の渡り鳥の飛来地である1.haの溜池があり、野鳥、昆虫類、植物などの自然生態を観察できるとのことです。

渡り鳥としては、ゴイサギ、コサギ、オナガガも、ヒドリガモ、カイツブリなどを見ることができるようです。


桜まつり会場



小松ヶ池と河津桜



小松ヶ池の河津桜


小松ヶ池の傍らに、池の由来が掲げられていました。

『この大沼は「小松ヶ池」あるいは「お松ヶ池」といい、古くから里人の間に、この池にまつわる物語が語り継がれています。

むかし、この池のあたりがまだいくつかの小さな田に分かれていた頃、お松という働き者の嫁が一人田植えに励んでいました。



お松は意地悪の姑に、一人ではとても無理なほどの田植えを言いつけられたのです。


すでに太陽は、西山にかくれようとしているのに、田植えが終わらず、困り果てたお松は天を仰いで「あと半刻あれば田植えも終わるものを」と嘆き悲しみました。

すると不思議なことに西山に沈もうとした太陽がにわかに数尺も高く東へ戻り、お陰でお松は無事に田植えを終えることができました。


小松ヶ池の河津桜



小松ヶ池の河津桜


しかし、その時、あたり一面は深い泥沼と変わり、お松は水に呑まれてしまいました。


それからというもの雨の多い年が続いて、やがてこの一帯はごらんのような池になったといわれています。』



河津桜


河津桜



アクセス


京浜急行「三浦海岸駅」から徒歩10分。

専用の駐車場が準備されていますが、桜まつりの時期は大混雑のようです。


入場料:無料


小松ヶ池の河津桜



小松ヶ池の河津桜



関連するホームページ


 三浦市観光案内


        風来坊


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