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吾妻山公園の菜の花 (H20.1.4)


吾妻山公園の菜の花と富士山



菜の花と富士山

神奈川県二宮町の吾妻山公園は、関東の富士見100景、神奈川の花の名所100選、神奈川の美林50選、神奈川の公園50選に選ばれている景勝地です。

吾妻山公園では年間を通じてさまざまは花に出会うことができますが、この時期は富士山と一緒に見ることができる菜の花で有名です。


『吾妻山の菜の花が満開ですと新聞で報道されていました』という情報を、1月3日にインターネットで見かけました。


この時期の吾妻山訪問の最大のポイントは、菜の花と富士山を一緒に見ることができる時に行くことができるか否かということです。

天気予報を調べたところ、1月4日の予報は、太平洋側は晴れるが寒気が入るため寒いとのことです。

この条件であれば富士山を見ることができると思い、早速出かけることにしました。


菜の花と富士山



菜の花と富士山

吾妻山から富士山を撮影するのは朝早い方が良いですが、出発が少し遅くなってしまい、JR二宮駅着が8時22分の電車でした。

平塚を過ぎる頃から電車の窓から富士山を望むことができますが、本日は雲一つない富士山が見えています。

気温が上昇すると富士山が霞むとともに雲がかかってきますので、頂上まで一気に登ることにしました。


相模湾と伊豆半島 クッキリ見えるのは真鶴半島


吾妻山公園は、標高136.2メートルの吾妻山全体が公園となっております。

吾妻山は、海辺から一気に立ち上がっているのが特徴です。JR東海道線二宮駅のすぐそばにあり、駅から緩やかな坂を5分程進むと公園入口です。

公園入口からは300段の石段が続きます。この石段が、運動不足の方にとっては最初の試練です。


小田原市街



箱根の二子山と駒ヶ岳

石段を登り切るとあとは緩やかな登り坂を進むことになります。

登り始めるとすでに三脚を担いで、降りてくる人がいます。

遅くなってはまずいと思い、300段の階段を登ったあとも休むことなく一気に登り、公園入口から約15分、8時40分過ぎに頂上に到着しました。


一気に登った甲斐があり、頂上では雲一つない富士山が出迎えてくれました。

しかし、例年カメラの放列ができる、富士山と菜の花を撮影するための一番の撮影スポットはガラガラです。

本日は御用始めでもあり、空いているのかなと思いましたが、近づくと何か変です。

何と、一番の撮影スポットの場所に菜の花が咲いていません。


駒ヶ岳の右には富士山が!



吾妻山公園山頂の菜の花 芝生の中央部分は菜の花ではなく水仙に



カメラマンは姿勢を低くして菜の花と富士山を撮影

理由はわかりませんが、その場所にはスイセンが植えられていました。

クッキリとした富士山が顔を見せてくれているのに、何か空しい感じでした。

撮影に来た人達も腹這いになるなど、姿勢を低くして、何とかして菜の花と富士山をカメラにおさめようと必死の様子でした。

風来坊も腹這いで頑張りましたが、結果的には同じアングルばかり・・・・・


吾妻山山頂は天気予報に反して随分と暖かかったですが、幸い富士山にはいつまで経っても雲一つかからず、ゆっくりと撮影することができました。

また、今年は撮影スポットに菜の花が咲いてなかったことから、「折角来たのに肝心の場所に菜の花がないとは残念ですね」「毎年来られているのですか?」との会話がきっかけで、偶然にもネットの友人と巡り会いました。


菜の花と相模湾 気温上昇で伊豆半島は霞んでいます



菜の花と相模湾

これまでも、すぐ隣で長時間写真を撮っていたのに気付かなかった、ネットの友人がカメラに収まっていた、平安神宮で会釈を交わしていた、横浜山手ですれ違ったようだ、などニアミスは数々ありますが、現地で相手の方がわかったのは今回が初めてです。

しかも最初に会話を交わした人でした。世の中広いようで狭いですね。

会話を交わしていなければ、今回もあとから「カメラに収まっているのは私です」ということになるところでした(笑)



アクセス


JR東海道線二宮駅から公園入口まで徒歩5分
公園入口から頂上まで徒歩20分

駐車場 

この時期は臨時駐車場が準備されています。


大山と丹沢山系



展望台からの富士山

開園時間

午前8時30分から午後5時

しかしこの時間に関係なく頂上には登ることができるようです。

関連するホームページ

 吾妻山公園


         風来坊


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