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千鳥ヶ淵緑道ボート乗り場付近 堀の右側が北の丸公園
千鳥ヶ淵緑道ボート乗り場 風が強く貸し出し中止
千鳥ヶ淵は、江戸城の堀の中で水面の幅が最も広く、堀の両側に植えられたソメイヨシノやヤマザクラは、東京では1,2のものとして人気があります。 堀の形状が「千鳥」が羽を広げた形に似ていることから、千鳥ヶ淵という名前がついたと言われています。
かつては半蔵濠とつながっていましたが、明治33年に北の丸と番町をつなぐ道路建設のため埋め立てられて、堀が二分されたそうです。 このため千鳥ヶ淵周辺は、厳密に考えると、千鳥ヶ淵の外側(皇居の反対側)の千鳥ヶ淵緑道、千鳥ヶ淵の内側(皇居側)の北の丸公園、半蔵濠に面している千鳥ヶ淵公園の3つに区分できるようです。
本日は係留中のボートも
田安門付近から千鳥ヶ淵の展望
散策に適しているのは千鳥ヶ淵緑道ですので、一般に千鳥ヶ淵といえば千鳥ヶ淵緑道のことです。 千鳥ヶ淵緑道には260本のソメイヨシノが植えられています。 千鳥ヶ淵ではボートに乗って下から眺める桜が大人気のようです。 このボート乗り場も千鳥ヶ淵緑道にあります。
やはりボートは人気のようです 30分800円です
今年の東京の開花宣言は全国で一番早い3月20日でした。 しかしながら、開花宣言後は寒い日が続き、開花があまり進みません。 しかも、千鳥ヶ淵の桜は少し開花が遅いようで、開花情報を見ても蕾の状態が続いています。 3月25日になってやっと開花です。
靖国通りから田安門方向の展望
靖国通りから千鳥ヶ淵の展望
この状況では週末の3月31日、4月1日ごろが見頃となりそうです。 ところが27日から急に5月並みの陽気になり、開花も一気に進みそうな感じとなりました。 さて、いつ行こうかなと迷っていたところ、3月28日のテレビの開花情報で、上野の山の上は満開、不忍池は5分咲きとの情報が伝えられました。
週末の3月31日、4月1日は生憎の傘マーク! 千鳥ヶ淵の桜には少し早いかもしれませんが、思い切って3月29日に休暇をとって、桜見物に出かけることにしました。 今回は千鳥ヶ淵の桜を見た後に、上野恩賜公園、六義園、小石川後楽園を一挙に回ることとしました。
千鳥ヶ淵緑道から田安門方向の展望
千鳥ヶ淵緑道からの展望 本日は風が強いです
千鳥ヶ淵緑道からの展望
東京メトロ半蔵門線の九段下駅で9時過ぎに下車して地上に出たところ、桜は7分咲き程度と意外と開花が進んでいました。 27日、28日と連続して5月並みの気温になったのが効いたのでしょうか? 平日の早朝ということもあり、人出も随分と少なく、桜をゆっくりと楽しめそうです。
千鳥ヶ淵緑道は九段下側の入口からボート乗り場付近までは、散策路の中央に桜が植わっているため、散策路が二つに分かれています。 しかもお堀側の散策路の幅が1m程度と狭いため、この時期は左側通行の一方通行となっています。
千鳥ヶ淵に垂れ下がる桜を楽しむ場合は、九段下側の入口から入るのが適当です。 このため、九段下入口付近は大変な混雑となり、土・日の午後には入場規制も行われるようです。 千鳥ヶ淵緑道の桜散策は午前中に来るのが良さそうです。
千鳥ヶ淵緑道の散策路は大混雑・一方通行です しかしあちこちで記念撮影
ボート乗り場に着いたところ、平日の朝早くなのに行列ができて、なにやら怪しい雰囲気! 様子を見ると強風のためボートは風が収まるまで一時中止とか! この日は強風のため、ボートの貸し出しが度々中止になり、その都度ボートに乗っている人は呼び戻されていました。
千鳥ヶ淵緑道の散策路は大混雑です
アクセス 東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下」駅から徒歩10分 東京メトロ東西線「竹橋」駅から徒歩10分 千鳥ヶ淵その2へ 風来坊