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キャンドルパーク&丸の内ビル街
薄暮時のキャンドルパーク
JR東京駅の赤レンガ駅舎の復元工事との関連で、今年から東京ミレナリオが開催されなくなりました。 東京の丸の内地区では、東京ミレナリオに代わるイベントとして、12月15日(金)より31日(日)まで、「光都東京・LIGHTOPIA」が開催されました。
配布されたパンフレットには、「光都東京・LIGHTOPIA」のコンセプトなどについて、次のようにかかれていました。 江戸から東京となって、いち早く近代都市としてスタートし、以来、鉄道の起点として日本の近代化を支え、首都東京を代表する中心街区として発展してきた、東京駅周辺と丸の内に、日本を代表する光の祭典が誕生します。
キャンドルパーク
明治・大正・昭和という長い歴史を経て平成18年となった現在と、これからより輝きを増す未来に向けて、人と地球に優しい多様な光の世界を展開するのが光都東京・LIGHTOPIAです。 光が灯り、人と都市が輝き、“地球、環境、平和”へのメッセージを盛り込みながら、21世紀の夢を育みます。
キャンドルの向こう側は人垣です
青い噴水とキャンドルパーク
キャンドルパークと青い噴水
光都東京・LIGHTOPIA2006では、次のイベントが行われました。 ○ 皇居外苑・アンビエント キャンドルパーク ○ 和田倉橋と周辺の景観照明 ○ 丸の内ビル・新丸の内ビルのエメラルドクラウン景観照明 ○ シティスフェアー
和田倉噴水公園
司葉子・相沢英之さんの作品
安倍首相の作品
和田倉噴水公園と丸の内ビル街
青い地球をイメージした淡いブルーの樹木や水の照明と、ヒューマンタッチの明り絵が幻想的な世界を創り出しています。 イベント時間は17:00〜21:00です。
和田倉橋と周辺の景観照明 和田倉橋周辺においては、12月25日(金)〜31日(日)の間、「光都東京・LIGHTOPIA2006」のトータルコンセプター&監修に当たっている石井幹子さんの演出による、景観照明が行われました。
和田倉橋
照明時間は17:00〜22:00までです。ただし、31日は元旦の午前3時まで点灯されます。
左側新丸の内ビル(建設中)、右側丸の内ビル、中央が東京駅
丸の内ビル・新丸の内ビルのエメラルドクラウン景観照明 丸の内ビル&新丸の内ビルのビル頂部を、「光都東京・LIGHTOPIA2006」のテーマカラーとなっているエメラルドグリーンで染め上げるなど、建物自体を景観照明し遠景から見たエリアを象徴的に演出するというものです。いたします。 期間は12月15日(金)〜31日(日)で、照明時間は17:00〜22:00です。ただし、31日は元旦の午前寺3時まで点灯されます。
和田倉噴水公園と丸の内ビル
シティスフェアー 東京駅前に直径6mの大型球状プロジェクター「シティスフェアー」を設置して、日本の四季をテーマに映像と音をシンクロさせながら上映するというものです。 期間は12月26日(火)〜30日(土)でしたが、嵐のような強い風雨のため、26日と27日は中止になり、27日に訪ねた風来坊は見ることができませんでした。
クリスタル・イルミネーション
東京国際フォーラムの地上広場では、クリスタルのイルミネーションが輝き、壮大な光の交響空間が出現しています。 このイベントの開催期間は12月16日(土)〜1月15日(日)です。
また、朝倉摂、石井竜也、日比野克彦など著名アーティスト10名が手掛けた光のオブジェがガラス棟内に展示され、幻想的なガラス空間にアーティスティックな彩りを添えています。
東京国際フォーラム近くのイルミネーション
丸の内仲通りのイルミネーション
Bright Christmas2006は、大手町から有楽町を結ぶ丸の内仲通り沿いの街路樹をライトアップするイベントです。 約100万球の電球は、丸の内オリジナルのオレンジ色LEDをメインに、暖かみのある白熱電球を組み合わせたイルミネーションで、華やかな明るい光が丸の内を包んでいます。
この丸の内仲通りは昨年までは東京ミレナリオが開催されたところです。 Bright Christmas2006の開催期間は、2006年11月17日(金)〜2007年2月28日(予定)です。 点灯時間は17:00〜23:00です。
丸の内ビルの東京駅側のイルミネーション
丸の内ビル(手前)と新丸の内ビル
丸の内ビルのクリスマスツリー
開催期間が長くかつ東京駅のすぐ傍ですから、東京駅周辺に行く機会があれば、比較的簡単に立ち寄ることができます。
東京駅 この付近は地下鉄(?)の工事中です
丸の内駅舎は国指定の重要文化財ですが、昭和20年(1945年)の空襲で3階部分を焼失しました。 華麗なドームは焼け落ちて空が見える状態でした。物資が不足する中で、一刻も早く復旧するために、ドームは角屋根に、3階は撤去されて2階建てとして昭和22年3月に応急修理が完成しました。 そのまま60年近くを経過して、現在に至っています。
丸の内中央口
丸の内北口
今回の修復工事では、大正創建当時の3階建てに戻し、あわせて南北2カ所のホール屋根も丸いドームに復元される予定です。 同時に、八重洲口に超高層のツインタワーを建設し、丸の内駅舎周辺を再整備する計画も進行しているようです。
JR東京駅の赤れんが駅舎の修復工事は、入札に関連する問題のため、工事着工が9ヶ月ほど遅れて、2007年1月に開始されるようです。完成は平成23年(2011年)の予定だそうです。 2階建ての東京駅を見ることができるのもあと少しです。 風来坊
丸の内南口 この角屋根はドームに