散策スポット目次
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成就院・門前からの展望 前方は由比ヶ浜
参道のあじさい
成就院は真言宗 京都 大覚寺派の寺院で、本尊は縁結び不動明王です。 成就院の縁起には、弘法大師さまが全国を巡り修行された折、この地において護摩行・虚空蔵求聞持寺法などを修められたと伝えられています。
その後、承久元年(1219年)に北条泰時が満願を込め高僧を招いて、本尊に不動明王をまつり普明山法立寺成就院と名付けて建立しました。 元弘3年(1333年)新田義貞鎌倉攻めの時に堂宇は焼失し、近くに西が谷に移っていましたが、元禄年中に、旧地に復興し現在に至っております。
霧に煙る参道のあじさい 由比ヶ浜も霧の中
参道の西洋アジサイ
霧に煙る参道のアジサイ 由比ヶ浜も霧の中
成就院では、由比ヶ浜の海岸を望むことができる参道両側に般若心経の文字数と同じ262株の紫陽花が植えられております。 除夜の鐘と同じ数の108段の階段を上がれば、美しい由比ガ浜の海岸を門前から望むことができます。
名月院で姫あじさいを堪能した後、東慶寺、浄智寺をパスして、北鎌倉駅からJRで鎌倉に移動、江ノ島電鉄に乗り換えて、極楽寺に向かいました。 江ノ島電鉄は鎌倉駅を出る段階から超満員、一部の人が長谷駅で下車しましたが、大部分の人はそのまま極楽寺駅まで・・・・成就院は大人気のようです。
はい! ポーズ
極楽寺駅の改札口を出て、前方の道路を左手に緩やかな坂に沿って登ります。 道路の右手の岸にはあじさいが咲き誇り、左手の極楽寺の前にもアジサイが咲き誇り、あじさいの雰囲気が高まってきます。 極楽寺を左手に見ながら、道なりに右に曲がると右手に石段が見えてきます。 この石段を登っていくと、大きな色とりどりのあじさいが出迎えてくれます。
参道下方から門前を望む
石段を登り切った右手が山門です。 山門を過ぎると262株のあじさいが植えられている階段の上に出ます。 この階段の上に立つと、異口同音に「凄いねえ!」 「素晴らしい眺めだ!」「海が見えるよ!」という声が連発されます。
石段下から参道を望む
この日は曇天でしかも時々霧が発生し、海が見えたり霞んだりという生憎の天候でしたが、前日が大雨、日曜日も雨マークということで、大変な混雑でした。 極楽寺から来た人は前方に広がる展望とあじさいを楽しみながら降りていきます。 一方、長谷寺の方から来た人は、逆に参道を下から上にと登って来ます。
西洋アジサイ
狭い参道のあちこちで大部分の人が記念撮影です。 特に参道の一番上部の景色の良い場所は、記念撮影で身動きの取れない状況でした。 初めてきた人の中には、その部分に人の壁ができて動かないために、行き止まりと思っていた人もいました。 この先は一番の名所ですと教えてあげると大変感謝されました。
参道石段下から門前を望む
鎌倉のあじさいといえば「名月院」が有名ですが、最近人気の高いのが成就院のあじさいのようです。 名月院が青色のあじさいであるのに対し、成就院では水色、紫、ピンク、白・・・・色とりどりのあじさいが由比ヶ浜を望む参道を埋め尽くします。 成就院のあじさいは晴れの日がお勧めです。初夏の陽射しを感じながら眺める景色・・・・最高です。
石段の上からは、由比ヶ浜が展望できるとともに、その手前には色とりどりのあじさいを見ることができます。 見学に来ている人の話では、最近では、テレビの放映も明月院よりは成就院の方が多くなりつつあるとか! テレビで放映される光景そのものがそこには拡がっているのです。時には、「名月院よりも、こちらが素晴らしいよ」という声も聞かれます。 しかしながら、明月院と成就院では趣が全く異なり、二つを比較するのは難しいと感じました。
参道からの由比ヶ浜の展望 霧は晴れました
色とりどりの西洋アジサイ
成就院から由比が浜を眺めながら参道を下りて、道なりに5分ほど進むと「長谷大仏」方面への案内表示があります。 案内表示にしたがい左折すると100mほどで江ノ電の「長谷駅」に到着です。 そのまま真っ直ぐ進むと左手に長谷寺があります。「長谷駅」から「長谷寺」までは約5分です。
姫あじさい?
渦あじさい(おたふくあじさい)
長谷寺に12時過ぎに到着しましたが、拝観料売り場には100mほどの行列ができていました。 これでは「あじさい散策路」は大変な混雑で、写真も撮れないだろうと思い、今回はパスすることにして、隣の光則寺に向かいました。 光則寺のヤマアジサイは見頃を過ぎていましたが、撮影した数枚の写真を「鎌倉のヤマアジサイ」に追加しました。
参道のガクアジサイ
アクセス 江ノ電「極楽寺駅」から徒歩5分 江ノ電「長谷駅」から徒歩10分 駐車場 付近に駐車場はありません 拝観料 無料です。
成就院境内の隅田の花火
関連するホームページ 成就院 鎌倉のあじさい:明月院 鎌倉のあじさい:長谷寺 風来坊