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上野東照宮ボタン園の冬ぼたん
白雪
ホームページを通じて知り合った友人の情報を総合すると、上野東照宮の冬牡丹は規模的には鎌倉八幡宮の冬牡丹の2〜3倍のようだ。 やはり一度自分の目で確かめなくてはと、風来坊、1月29日に上野東照宮を訪問しました。
寒紫
照明殿
ボタン園は大変混雑していたとのメル友からの情報もあり、朝早く出かけました。 今年一番の寒気が接近するということで、天候悪化が心配されましたが、幸い午前中は雨が降ることもなく、無事散策を終えました。
八千代
???
天衣
ハイヌーン
東照宮は寛永4年(1627年)に、徳川家康公(東照権現)の遺言により、天海僧正と藤堂高虎が造営しました。 3代将軍家光が慶安4年(1651年)に金色殿として大改築を行ない、これが現存する東照宮です。
東照宮の御祭神は、徳川家康公(初代)、徳川吉宗公(8代)、徳川慶喜公(15代)です。
花遊び
島錦
東照宮のボタン園は昭和55年(1980年)に日中友好を記念として開苑しております。 回遊式の日本庭園では、日本のぼたんと中国政府から友好記念として贈呈された希少な中国のぼたんを合わせて290品種、3,800本が見事な花を咲かせるそうです。 また、50品種、2,000本の芍薬や季節の花も見ることができるようです。
島の輝
雪重
聖代
冬紅光
冬牡丹については、40品種、600本が寒さ除けのワラ囲いのなかで可憐に咲きます。 東京で冬ぼたんを一般公開しているのは当苑だけだそうです。
八千代?
冬牡丹は、樹勢が弱く栽培が難しいため、着花率は2割程度と低く、一般家庭での開花は殆ど望めないようです。 春のぼたんより花は小振りですが、その希少性等から、古来より新春を祝う「寿華」として珍重されています。
玉うさぎ
上野東照宮の案内 開苑期間:1月1日〜2月末日(期間中無休) 開苑時間:午前9時30分〜午後4時30分(入園締切) 拝観料:大人600円、団体500円(20名以上)、高校生400円
関連するホームページ 上野東照宮ボタン園
風来坊
ワラの囲いの中で可憐に咲く冬ぼたん
冬ぼたんは花の拡大写真も良いですが、寒さ除けのワラ囲いのなかで可憐に咲いている様子を伝える冬ぼたんがやはり素敵ではないでしょうか? 花のサイズはやや小さくなりますが、ワラの屋根と冬ぼたんの調和をお楽しみ下さい。
紹介する俳句は、上野東照宮バラ園に掲げられていたものです。
しろがねの 心あふれて 寒牡丹 朗人 踏み込みし 足跡一つ 寒牡丹 ひさを
冬牡丹 淡きは淡く 濃きは濃く 敦 くろぐろと 土愛します 冬牡丹 麻紀 静かさの 要に白き 寒牡丹 下田一望
冬牡丹 心の隅に ともしけれ 鉄之助 火の色を 恋いて火いろの 冬牡丹 不詳