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堤防ではためくフラフ
物部川では近年水質悪化が進み、河川敷に葦が生い茂るようになっています。 葦は水中の窒素やリンを栄養に繁殖するので「水質悪化のバロメーター」とも言われています。
河川敷には特設舞台
さわやかな風に乗ってフラダンス
環境問題をもっと身近に考えようと、町内有志が2年前から「物部川ジャンボリー」と銘打ってイベントを開催しはじめました。 今回は、子供たちにも環境問題を考えてもらいたいと、共同で葦舟を作ることを計画。 2月に河川敷の葦、約1ヘクタールを刈り取り、舟の製作を進めてきました。 そして、全長約6メートルの葦舟2隻を完成させました。
土佐弁で歌うミュージシャンたち
進水を待つ葦舟2隻
曳航はその昔の少年たち
第1回、第2回ともに雨に降られましたが、今回は上天気。 たくさんのフラフがほどよい風にはためき、テントでは物品販売、特設舞台ではフラダンスや音楽演奏と明るい4月の楽しいイベントです。 午前は河川清掃から始まり、カヌーレースなども行われました。
午後1時半からはいよいよ葦舟レースです。 それぞれの葦舟には「かっぱ号」「しばてん号」と名前がつけられ進水を待ちます。
方向が違うんじゃない?
あまり近づいたら座礁するよ
どこのジャングル? 山田堰です!
ニアミス?
「どこまで行くろうねえ?」 「水へつばける(入れる)だけじゃろ?」 「浅瀬じゃが座礁しやあせんか?」 「沈みゃせんかね?」 「子供だけで漕げるろうか?」
見物人の心配をよそに、見事に進水。 楽しく愉快でスローなレースが行われました。 きれいな物部川であってほしい、流域に豊かな自然をもたらしてほしいと願わずにはいられませんでした。 麗
子どもたちには楽しいイベントでした