散策スポット目次
HOME
前ページ
次ページ
円覚寺境内の紅葉
円覚寺入口
週末は天候が悪いとの予報、今年はモミジを一度も見に行っていないので、休暇を取って鎌倉に出かけることにしました。 しかしながら、本日も午後からは曇、しかも急速に雲が厚くなるとの予報です。 朝8時前に家を出て、いざ鎌倉へ!
9時前に北鎌倉に到着、最初の目的地に円覚寺に意気揚々と入りました。 ところが、この円覚寺の紅葉のスポットは、10時過ぎまでは全く陽が当たらないのです。 天候のことが気になってそのことをすっかり忘れていました。最初から大失敗です。 日が差すまで1時間ほど境内をブラブラする羽目になってしまいました。
円覚寺入口の反対側はJRの踏切です
円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で、弘安5年(1282年)の開創です。 執権北条時宗が宋から招いた無学祖元(むがくそげん)を開山として創建された寺です。 鎌倉五山の第二位です。 度重なる火災により衰退しましたが、小田原城主や江戸幕府により復興しました。
現在の建物は関東大震災以後に修復されたものです。 約6万坪の広い境内をほぼ一直線に伽藍が並び、15の塔頭寺院が建っています。 一直線の伽藍の一番手前が山門です。 山門と仏殿の間にも見事な紅葉が見られました。
山門付近の紅葉
仏殿の西側 居士林入口の紅葉
居士林
居士林 居士林は在家修行者の座禅道場です。 東京牛込にあった柳生家の剣道の道場であったものを、昭和3年に寄進され、移築したものです。
地元の人は良くわかっているようで、10時を過ぎると紅葉の下にはカメラマンが集まり、境内も大勢の人で賑わうようになりました。 太陽の光線も徐々に紅葉全体に当たるようになってきます。
仏殿から境内奥への散策路
佛日庵方向を望む
佛日庵前の紅葉
佛日庵 弘安7年(1284年)に没した北条時宗の廟所です。 宝形造りの堂宇には北条時宗、貞時、高時の木像が祀られています。 ウメやコブシの名所としても知られ、境内にある茶室烟足軒(えんそくけん)、不顧庵(ふこあん)では時宗の命日にちなみ、4月4日と10月4日に茶会が行われます。
舎利殿入り口
国宝・舎利殿
舎利殿 源実朝が宋から拝請した仏舎利を奉安するお堂です。 弘安8年(1285年)北条貞時が創建しました。建物は唐様建築の典型として国宝に指定されています。 舎利殿の後方には、開山無学祖元の坐像を安置する開山堂があります。
佛日庵前から妙香池を望む 右側が「虎頭岩」
佛日庵前からの光景
妙香池 総門前の白鷺池と並び、円覚寺創建当初から知られる芳生池です。 江戸時代初期の絵図の基づき、「虎頭岩」呼ばれる岸の露出岩盤を景観の中心として復元したそうです。
黄梅院
境内の紅葉
黄梅院 時宗公夫人覚山尼が時宗公の菩提のために建立した華厳塔の地に、足利氏が夢窓国師の塔所として建立したものです。 アクセス JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩2分
境内のいちょう
関連するホームページ 円覚寺 風来坊