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鎌倉の紅葉05 円覚寺 (H17.12.2)


円覚寺境内の紅葉



円覚寺入口


週末は天候が悪いとの予報、今年はモミジを一度も見に行っていないので、休暇を取って鎌倉に出かけることにしました。


しかしながら、本日も午後からは曇、しかも急速に雲が厚くなるとの予報です。

朝8時前に家を出て、いざ鎌倉へ!



9時前に北鎌倉に到着、最初の目的地に円覚寺に意気揚々と入りました。

ところが、この円覚寺の紅葉のスポットは、10時過ぎまでは全く陽が当たらないのです。


天候のことが気になってそのことをすっかり忘れていました。最初から大失敗です。

日が差すまで1時間ほど境内をブラブラする羽目になってしまいました。


円覚寺入口



円覚寺入口の反対側はJRの踏切です


円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で、弘安5年(1282年)の開創です。

執権北条時宗が宋から招いた無学祖元(むがくそげん)を開山として創建された寺です。

鎌倉五山の第二位です。

度重なる火災により衰退しましたが、小田原城主や江戸幕府により復興しました。



現在の建物は関東大震災以後に修復されたものです。

約6万坪の広い境内をほぼ一直線に伽藍が並び、15の塔頭寺院が建っています。

一直線の伽藍の一番手前が山門です。

山門と仏殿の間にも見事な紅葉が見られました。


山門付近の紅葉



仏殿の西側 居士林入口の紅葉



居士林


居士林

居士林は在家修行者の座禅道場です。

東京牛込にあった柳生家の剣道の道場であったものを、昭和3年に寄進され、移築したものです。



地元の人は良くわかっているようで、10時を過ぎると紅葉の下にはカメラマンが集まり、境内も大勢の人で賑わうようになりました。

太陽の光線も徐々に紅葉全体に当たるようになってきます。


仏殿から境内奥への散策路



佛日庵方向を望む



佛日庵前の紅葉


佛日庵


弘安7年(1284年)に没した北条時宗の廟所です。

宝形造りの堂宇には北条時宗、貞時、高時の木像が祀られています。

ウメやコブシの名所としても知られ、境内にある茶室烟足軒(えんそくけん)、
不顧庵(ふこあん)では時宗の命日にちなみ、4月4日と10月4日に茶会が行われます。



舎利殿入り口


国宝・舎利殿



舎利殿


源実朝が宋から拝請した仏舎利を奉安するお堂です。

弘安8年(1285年)北条貞時が創建しました。建物は唐様建築の典型として国宝に指定されています。


舎利殿の後方には、開山無学祖元の坐像を安置する開山堂があります。


佛日庵前の紅葉



佛日庵前から妙香池を望む 右側が「虎頭岩



佛日庵前からの光景


妙香池

総門前の白鷺池と並び、円覚寺創建当初から知られる芳生池です。

江戸時代初期の絵図の基づき、「虎頭岩」呼ばれる岸の露出岩盤を景観の中心として復元したそうです。



黄梅院


境内の紅葉



黄梅院

時宗公夫人覚山尼が時宗公の菩提のために建立した華厳塔の地に、足利氏が夢窓国師の塔所として建立したものです。


アクセス

JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩2分


境内の紅葉



境内のいちょう


山門前の紅葉



関連するホームページ

 円覚寺

            風来坊



境内の紅葉

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