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ハス池のハス
風来坊、神奈川県立フラワーセンター大船植物園へハスを見に行ってきました。 大船植物園では長さ100メートルのハス池で、ピンク色の一重咲きが見頃になっていました。 また、入園口正面のテラスでは、希少種のハスが展示されていました。 希少種のハスは、開花状況により入れ替えて展示しています。
ハスは日本から中国、インドにかけてのアジアとオーストラリア北部に分布する多年草の水生植物です。 葉は地下茎から出て、1メートル以上になると長い葉柄を持ち、葉身は直径30〜50センチメートルの円形で、水面に浮く浮葉と水上に抜き出る水上葉とがあります。
蜂も蜜を求めて
花は直径約15センチメートル、花弁、がくは一般にはピンク色で、雄しべ、雌しべは黄色ですが、花色や花弁数の違いなどにより多くの園芸品種があります。 また、南、北アメリカ原産の「きばなはす」との交雑品種も作られています。
日本では、その大きく優雅な花を観賞するために寺院や公園の池、城の堀に植えられており、また食用の蓮根としても馴染みの深い植物です。 食用蓮根は地下茎が太りやすい系統で、中国から渡来したといわれております。 地ばすと呼ばれる日本産のハスは地下茎はあまり大きくなりませんが、開花期が早いため盆(新暦)用に切り花栽培されます。
花を閉じつつある(?)
明朝開花予定(?)
ハスの花は早朝に咲き、開花1日目は9時頃に、2日目は昼頃に閉じ、3日目はあまり閉じずに、4日目は散ってしまうそうで、一番美しいのは2日目の朝の花といわれています。 大船植物園では、ハスが見頃の16日(土)〜18日(月)の3連休は美しいハスを見ることができるよう、朝6時からの早朝開園が行われていました。
カメラマンは朝5時半から開園待ちの行列を作るそうです。 ハス池周辺は、楽しくハスを観賞できるように、順路や三脚・一脚の使用できるゾーンが定められています。 池側の通路は一方通行になっています。
中国やインドにおいてもハスの花は、文化や仏教と深い関わりを持っています。 庭園に植栽されるほか、装飾画に描かれたり、また仏教では花は蓮華と呼ばれ、仏教芸術では仏が蓮華座に座し、多くの仏典にも登場しています。 一方、古代エジプトでは、同様に水生植物の睡蓮が、神話や絵画に多く取り上げられています。
アクセス 徒歩:JR大船駅西口(大船観音側)下車徒歩約15分 階段下等に案内板あり バス:大船駅西口バスターミナル3番乗り場から、神奈川中央交通バス「渡内経由藤沢駅行き」または「公会堂前経由城廻中村行き」に乗車し、3つ目のバス停「岡本」下車徒歩3分
駐車場&駐車料金 駐車場 133台分あり 駐車料金 1時間220円、その後30分ごとに100円加算 入場料 大人(20歳以上) 350円 学生・20歳未満 250円
花曇淡紅
友誼牡丹
開園時間等 午前9時から午後5時まで(一部の期間は午後4時まで) 休園日があるので要注意 関連のホームページ 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 開花状況の詳しい案内があります。 風来坊
スイレン池のスイレン
ハス池の隣のスイレン池ではスイレンが見頃でした。 また、温室では熱帯性スイレンが咲いていました。
ハワイト・パール(熱帯性睡蓮)
ドーベン(熱帯性スイレン)
クリント・ブライアント(熱帯性スイレン)
トレイル・ブレザー(熱帯性スイレン)
グリーン・スモーク(熱帯性スイレン)
ニンフェア
風来坊