見頃を迎える6月上旬から下旬には、白虎池上に「八ツ橋」が架かり一層の風情が増すようです。
西神苑から小川沿いに鬱蒼とした林間を抜けると、一瞬に視界が開け中神苑の蒼龍池を中心とした光景が広がります。
この中神苑は西神苑と同じく、平安神宮創建時に作庭されたもので、庭の中央に蒼龍池があります。池に浮かぶ珊瑚島までは「臥龍橋(ガリュウキョウ)」と称する飛び石が配置され、周囲には杜若(カキツバタ)が群生しています。
臥龍橋には、天正年間に豊臣秀吉によって造営された三条大橋と五条大橋の古石柱や梁が用いられています。
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