散策スポット:東京23区

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アートアクアリウム2016 (H28.7.25)


アートアクアリウム2016 超・花魁



アートアクアリウム2016 超・花魁



アートアクアリウム2016 超・花魁

今年はアートアクアリウム誕生10周年記念とのことです。

今年のアートアクアリウムは、大阪、東京・日本橋、金沢の3会場で開催されます。

東京・日本橋会場では、「アートアクアリウム2016〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム」が、7月8日(金)から9月25日(日)まで、日本橋三井ホールで開催されています。



超・花魁



超・花魁



超・花魁


日本橋会場のテーマは「江戸・金魚の涼」です。

江戸時代に日本橋で金魚が庶民文化として根付き、金魚を鑑賞して涼をとっていた文化を現代に蘇らせるとのことです。


超・花魁



ロータスリウム



ロータスリウム



ロータスリウム

会場コンセプトは「現代における江戸の花街」です。

会場には、江戸切子を用いた作品や神秘的な赤い柱が設置されるなど、非日常的で幻想的な空間が広がります。

日本橋会場に舞い降りる金魚の数は期間中、これまでの1会場あたりの最大数5000匹を超える、約8000匹です。



花魁



花魁


アートアクアリウム2016の主役は金魚ですが、工夫されたアクアリウムによって素晴らしい世界が演出されています。

金魚は、鮒の突然変異によって生まれた緋鮒を改良したものです。

近年、DNA分析の結果、キベリオブナが直接の祖先であることが判明しています。


花魁



リフレクトリウム



リフレクトリウム



リフレクトリウム



リフレクトリウム

金魚の歴史は、約二千年前に中国で、突然変異で生まれた緋鮒が見つかったことに始まり、日本に伝わってきたのは、約500年前の室町時代といわれています。

金魚は自然界には存在しない魚で、全ての金魚は人間の手によって生み出され、さまざまに形を変えてきた歴史をもつ観賞魚です。

金魚は淡水性の魚類で藻や水草を食べ、飼育が容易であるため、観賞用として世界中で親しまれています。



プリズリウム



プリズリウム



アートアクアリウム


金魚の産地は日本の各地にありますが、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市、江戸川下流域が金魚の三大養殖地として知られています。他にも、山形県や熊本県玉名市などが有名です。

また、近年では江戸川下流域から埼玉県北部や茨城県南部に生産拠点を移す業者が増えているとのことです。

また、各地に美しい魚体の保存・鑑賞を目的とした、愛好会・保存会が多数存在します。


アートアクアリウム



金魚コレクション



金魚コレクション



金魚コレクション

アートアクアリウムの会場に入ると、最初にあるのが「金魚品評」

金魚は自然界に存在するのではなく、人の手で生み出されたアートです。

その生きるアートをコレクションとして、たくさんの品種の金魚を1作品ずつ鑑賞することができるコーナーです。

普段なかなか目にすることのない珍しい品種が展示されています。光が変化し金魚を妖艶に映し出しています。



金魚コレクション



金魚コレクション


「金魚品評」のエリアを抜けるとメインフロアです。

メインエリアにはいろいろな作品が並んでいますが、そのメインといえるのが、アートアクアリウム誕生10周年を記念して登場する「超・花魁」です。

「超・花魁」は、アクアリウムの代表作「花魁」の進化版です。

メインフロアの右側に「超・花魁」、左側に「花魁」が展示されています。


金魚コレクション



手鞠リウム



手鞠リウム



手鞠リウム

「超・花魁」は、高さ2.5mの巨大金魚鉢と、その周囲を囲む14の水槽が艶やかな照明と音楽に彩られます。

作品全体の最大直径5.6m、高さ3.5mで、「花魁」の水量の約3倍にもなる史上最大の作品です。



金魚品評



金魚品評



金魚品評


この「超・花魁」では、3000匹の金魚が泳ぎ、これまでの「花魁」の1000匹を大きく凌駕する規模です。

「超・花魁」は、花魁を目指す遊女が遊郭で生きる世界を表現し、そして遂には伝説の花魁となった姿を表現しているとのことです。


金魚品評



金魚品評



金魚品評



金魚品評



金魚品評

メインフロアには、「超・花魁」「花魁」のほかにもいろいろなアクアリウムが並んでいます。

ロータスリウムは、夏の季語でもある「蓮」をモチーフとした約4mの高さの水槽です。

中央の花には大きな金魚たちが優雅に泳ぎ、それを支える周りの水槽には、可愛らしい小さな金魚たちが。

美しく儚いと言われる「蓮」と金魚が作り出す、可憐で優美な世界観が感じられます。



アートアクアリウム



アートアクアリウム



アートアクアリウム


リフレクトリウムは、凹レンズ、凸レンズ、二重レンズなど、様々な見え方のレンズが水槽に取り付けられた作品です。

今回は、2016年7月16日(土)に公開された映画『ファインディング・ドリー』との特別なタッグが実現し、ドリーとニモのモデルである、ナンヨウハギとカクレクマノミが水槽を泳ぎ回ります。

覗くレンズによって、拡大されて見えたり、ゆがんで見えたり、角度によって魚の様々な姿を楽しむことができます。


アートアクアリウム



アートアクアリウム



アートアクアリウム



アートアクアリウム

メインフロアの中央付近に「手鞠リウム」が並んでいます。

日本に古くからある遊具のひとつである「手鞠」をモチーフとした、球体の作品です。

伝統工芸である伊賀組み紐と水槽とを完全に融合した作品で、中を泳ぐ金魚が色とりどりの手鞠の模様に目に映ります。

伝統工芸である、三重県・伊賀組紐とのコラボレーションの作品です。



ビョウプリウム



ビョウプリウム



ビョウプリウム



ビョウプリウム


出口付近に「ビョウプリウム」があります。

日本特有の建具である襖をモチーフとした幅3m、高さ1.8mの映像が投影される巨大アート作品です。


ビョウプリウム



アートアクアリウム



アートアクアリウム



アートアクアリウム

関連のホームページ

 アートアクアリウム2016


入場料

 1000円



    風来坊


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