散策スポット目次
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綾
美方八重
美萩錦
土佐の月
ヤマアジサイは福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木です。 サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しているそうです。
伊予絣
紅紫大山
ナデシコ
伊予の乱れ髪
ヤマアジサイは、北海道、新潟など豪雪地で自生する同系統のエゾアジサイも含めて、花の形は装飾花のつき方によってガク型と手まり型があり、さらにその中間の半手まり型もあります。
伊予の十字星
伊予絞り
筒井童子
七段花
子持ち七段花
剣の舞
楊貴妃
また、装飾花の花弁は、基本的には4弁ですが、3弁のものや多弁の八重咲きのものもあります。 花の色は青の濃淡や紅色、さまざまな色調の紫やピンク、白・・・・と多彩で、葉の色も黄金色や斑入り、黒葉など変化に富んでいます。
白麗
日向紺青
木沢の光(乙女の舞)
羽衣の舞
伊予の夕立
肥後絞り
清澄沢
クレナイ
ティアラ
伊予の青絣
土佐美鈴
会津の華
伊予の薄墨
伊予の冠雪
境内に入るとすぐに、ヤマアジサイのお世話をされている住職の奥様にお会いしましたので、今年の開花状況を尋ねたところ 「今年はヤマアジサイの開花は早かったですが、開花後気温の低い日が続き開花の進捗が止まりました。先週末からの夏日の連続で急に開花が進みちょうど見頃を迎えたところです。今年は早咲きのヤマアジサイの開花が気温の低い影響で遅れましたが、中咲きは通常通りということで、現在は早咲きと中咲きが一緒に見頃になっています」 とのことでした。
雨あがり
伊予の時雨
モモイロ
土佐涼風
大山ブルー
久住の涼風
土佐の暁
ということで、ラッキーにも1日で数多くのヤマアジサイを鑑賞することができました。 6月1日に友人達と一緒に再度訪ねましたが、この時も見頃のヤマアジサイが並んでいました。 今年は一番良い時期に訪ねることができたようです。
九重山
三嶺の月
胡蝶の舞
東雲
光則寺は、樹齢約200年の見事な海棠(かいどう)が有名ですが、花の寺としても親しまれています。 光則寺の入口には「四季の光則寺・野草と茶花マップ」が置かれており、境内に咲く花の図面があります。 図面一面に小さな字で花の名前が書き込まれています。
深山黒姫
青甘茶
藍姫
紫変化
入野絞り
瀬戸の青霞
十人の小人
光則寺のヤマアジサイには次のような経緯があります。 稲村ヶ崎の増淵整治さんのお宅では、5月を迎えると500種を超えるヤマアジサイが咲き誇っていました。 自宅の「山あじさいの隠れ里」を開放して愛好家に喜ばれていましたが、諸般の事情により1999年に開放を断念されました。
土佐の楽園
ねじれ葉
土佐織姫
公開できる場所を探している時に立ち寄った光則寺で地植えのシチダンカを見つけたことから、2001年から多数のコレクションのうち、100種類を境内で展示することになりました。 2005年に増淵さんから全鉢寄進されて、引き続き光則寺で展示を行っています。 こうした経緯から、現在は光則寺の住職の奥様がお世話をされています。
紅剣
龍馬1(仮称)
ミヒラ
想夫恋
土佐碧25
ヤマアジサイは 春たっぷり陽射しを浴びて蕾を充実させる 夏・残暑の強い陽射しや高温に弱い 秋の陽射しを浴びることで来年の花芽が充実する 耐寒性はあるが、冬の冷たい乾風は蕾や枝に被害を及ぼす 花色は土のPHの影響を受けるものがある
石鎚の光
深山八重紫
雅
といった条件から、 ヤマアジサイの育成にふさわしい場所に移動でき 花色によって土を変えることができる鉢植えがベスト とのことです。
大虹
伊予の星屑
酔湖の絣
燦月
白扇
光則寺では200種類以上のヤマアジサイを栽培しており、開花の始まったヤマアジサイの鉢から逐次境内に並べられます。また、見頃を過ぎた鉢は逐次撤去されます。 今年は早咲きと中咲きのヤマアジサイがほぼ同時期に見頃を迎えたため、見頃になったヤマアジサイの鉢を置く場所がないとのことでした。
瑠璃美姫
桃仙
ヤマアジサイは、本来は700mほどの山地に自生しているとのことです。 このヤマアジサイを山地に比べて気温の高い平地で育てるため、開花時期が早くなり、西洋あじさいよりも2週間程度早く見頃を迎えます。 西洋あじさいを念頭に置いていると、ヤマアジサイの見頃を逃してしまいますので要注意です。 ヤマアジサイの時期は鎌倉も比較的空いています。 しかも光則寺は拝観時間が7時30分から日没までと長いですからゆっくり楽しむことができます。
白斑
赤倉甘茶
花吹雪
アクセス 江ノ島電鉄長谷駅から徒歩10分 拝観時間 7:30〜日没まで 拝観料 100円 風来坊