
酒田傘福
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酒田傘福
山形県の庄内地方では、昔から「傘の中には霊が宿る。」と言われています。
そこからお祝いの席で、傘にいろいろな品物をつるす「傘福」が古くから風習としてあったようです。 例えば、足が丈夫になりたければ「わらじ」、頭が痛いのを治したければ「まくら」というように願い事をして吊るしていたようです。
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現在では、関東地方各地でみられる「つるし飾り」ですが、この雛の和細工のさげ物の風習は全国でも珍しく、九州柳川地区では「さげもん」、山側酒田地区では「傘福」、伊豆稲取地区では、「雛のつるし飾り」と呼ばれており、この三地区のみが歴史的な背景や由来、文献等、つるし飾りの資料が現存しております。
日本三大つるし飾りといわれています。
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酒田傘福
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