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カサブランカ
昭和記念公園では7月16日(土)〜9月4日(日)の間、「サマーフェスティバル2011」が開催されています。 今年は東日本大震災に関連する節電対策への対応ということもあって、サマーフェスティバルのモットーも 「今年の夏は、緑いっぱいの公園で冷房に頼らずに自然の涼を感じてもらいたい! 暑い夏を元気に乗り切ってもらいたい! との思いを込めて、例年よりもパワーアップしたイベントが目白押し!」
とのことです。
この時期のメインイベントはレインボープールですが、イベントの一つに「夏のお花を楽しもう!」があります。 このイベントのメインは「サギソウまつり」ですが、サギソウ以外にもいろいろな花を楽しむことができます。
サギソウとひまわり以外について紹介します。 ネットの友人から昭和記念公園のカサブランカの画像が届けられましたので、7月26日に訪ねてみました。 しかしながらカサブランカはすでに見頃を過ぎており、残念ながら痛んでいる花が多かったです。
バーベキューガーデンのひまわりを見た後、レンゲショウマは咲いているのかなと思い花木園展示棟に行きました。 花木園展示棟前には2鉢のレンゲショウマが置かれていましたが、3輪ほど咲いているのみでした。 蕾が数多くありましたので、8月上旬には楽しめるという感じでした。
花ハス紹介の案内板
香風
花木園展示棟に行ってびっくりしたのは、展示棟前にある菖蒲田に数多くの花ハスが展示されていることでした。 この花ハスの展示は、昭和記念公園が種の保存を目的として東京大学から譲り受けて管理している約100品種の花ハスを菖蒲田に展示をして、水辺に咲く夏の花の涼感を楽しんでいただこうとするものです。
この花ハスの展示は、「夏のお花を楽しもう」のメインイベントの一つで、7月23日(土)〜8月7日(日)の間、開催されています。 1品種1鉢が展示されています。 ハスの花の開花期間は4日間と短いために、どのハスに巡り会えるかは時の運という感じですが、7月26日に訪ねたときは、多くのハスに巡り会うことができました。
小寿星
紅領巾
巨椋の端光
杏花春雨
花ハスの展示のイベントは、開催期間が2週間程度と短いためか今年初めてイベントに巡り会うことができました。 ハスの花の美しいのは7時〜8時頃といわれていますが、昭和記念公園の開園時間は9時30分ですから、タイミング的にはやや難しいかもしれません。
白光蓮
粉楼台
仏座蓮
しかし、開園後真っ先にこの場所に来れば、美しいハスの巡り会える機会も多いかと思います。 今年はイベント自体を知りませんでしたので、花木園展示棟前に到着したのが12時を過ぎていました。
状元紅
暁色雲開
小三色蓮
ナツズイセン
8月3日に高尾山のレンゲショウマを見た後に、昭和記念公園を訪ねました。 目的はひまわりでしたが、ついでに園内を散策してみました。 7月26日に来たときは影も形もなかったナツズイセンが見事に花を咲かせていました。 見頃始めということです、まだ芽の出ていないエリアも多いことから、暫く楽しめるかもしれません。
ナツズイセンは人里近い山野に野生化する多年草で、春に線形の葉を広げ、夏に葉が枯れた後、50〜70cmの花茎を出し、淡紅紫色の花をつけます。 葉が水仙に似ていて、夏に花を咲かせることからこの名前が付いています。
レンゲショウマ
花木園展示棟前のレンゲショウマは8月3日には随分花がついていました。 レンゲショウマは太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばし、約3〜4cmの下向きの花を付けます。 花が下から見上げるとハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたといわれています。
昭和記念公園の花木園展示棟前で、鉢物のレンゲショウマが毎年展示されています。 鉢植えであり、群生している約5万株のレンゲショウマが自生している御岳山とは較べものにはなりませんが、それでも御岳山にまではなかなか行くことができないという人にとっては、レンゲショウマに出逢うことのできる場所の一つといえます。 昭和記念公園のサギソウの見頃は、今年は少し遅くて8月上旬〜中旬のようです。
昭和記念公園では、8月6日からサギソウまつりが開催されますので、サギソウと併せて鑑賞できそうです。 アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 立川口 JR中央線立川駅から徒歩15分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。
入園料 大人(高校生以上)400円 小・中学生80円 関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊