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町田えびね苑
キエビネ
町田えびね苑は、薬師池公園から徒歩約10分のところにあります。 ラン科のエビネが咲く4月下旬から5月上旬まで、期間限定で開園されます。 今年は4月21日(木)から5月8日(日)までの間、開園されています。
町田えびね苑は、多くの人にエビネ等の野草を鑑賞してもらうために、昭和62年(1987年)から約1年をかけて、林内の整備、園路の整備を行い、平成元年(1988年)に開園しました。 苑内の整備をする段階で、4株のジエビネが確認されたとのことです。
ジエビネ
タカネエビネ
町田で自生しているのはジエビネのみとのことですが、町田で育成可能なエビネとして、キエビネ、タカネエビネ、ヒゴエビネ、ヒゼンエビネ、ジリシマエビネなどが植えられました。 現在では、約3万株のエビネが群生しています。
苑内はヒノキ、スギ、サワラなどの植林樹で全面が覆われ、市街地の中にあって暗い林床を持ち、深山の趣を感じさせる別天地となっています。 山路風に散策路が設けられており、谷戸部にはあずま屋、水路には丸木橋を架け、エビネなどを身近に鑑賞出来るように整備されています。
ヒゴエビネ
町田えびね苑には北口、南口の2個所の入り口がありますが、いずれも山の斜面の一番高い部分にあります。 それぞれの入り口から散策路に沿って、山の斜面の下がっていくと、園路の両側に色とりどりのエビネが咲いています。 一番底辺となる部分は、散策路の周囲一帯にエビネが群生しています。
今年は花の開花が遅いため、町田えびね苑の見頃はいつ頃だろうかと悩んでいたところ、ネットに「4月24日に町田えびね苑に出かけてきました。今年は開花が遅れていて、えびねは南側でちょこっとしか咲いていません。入場料が無料でした」との情報がありました。
サルメンエビネ
今年のえびねの開花は随分遅く見頃はゴールデンウォーク後半になるのかなと思っていたところ、5月1日に「町田えびね苑に行ってきました。えびねが見頃です」との情報がネットの友人2人から相次いで届けられました。 HPに掲載されたレポートを拝見すると見事に咲いています。 早速に5月2日に訪ねたところ、見事に咲き誇っているえびねに出合うことができました。
ウラシマソウ
エビネ苑が期間開園される時期には、苑内ではユキモチソウ、ウラシマソウ、クマガイソウ、ムサシアブミ、ハナイカダ、ホウチャクソウなどの珍しい野草を見ることができます。 これらの野草も身近に鑑賞できるように散策路が設けられています。
ニリンソウ
チゴユリ
ムサシアブミ
ユキモチソウ
また、アジサイの咲く6月上旬には、約10日間無料開園されます。 17種類、約5000株のアジサイが植えられているとのことです。
キンラン
ギンラン
シャガ
クリンソウ
アクセス 小田急町田駅西口町田バスセンター1番乗り場から藤の台団地行きバスに乗り、藤の台団地下車徒歩5分。えびね苑南口になります。 こちらが近くて便利です。 小田急町田駅北口(POPビル先)21番乗り場から本町田経由鶴川駅行きまたは野津田車庫行きバスに乗り、薬師池下車徒歩5分。えびね苑北口になります。 長い上りの階段があります。
ハナイカダ
ホウチャクソウ
ヨゴレノメ
スズラン
クマガイソウ
入園料 300円 関連するホームページ 町田えびね苑 風来坊
ジュウニヒトエ