散策スポット・桜2011

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飛鳥山公園の桜 (H23.4.10)


飛鳥山公園の桜



飛鳥山公園の桜

飛鳥山公園は東京都北区にある公園です。

JR王子駅に隣接しているため王子公園と呼ばれることもあります。

飛鳥山公園といえば「さくら」が有名です。


飛鳥山を桜の名所に仕上げたのは8代将軍徳川吉宗です。

徳川吉宗が亨保の改革の施策の一つとして、江戸っ子たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしたのです。

飛鳥山開放時は、吉宗自ら飛鳥山に宴席を設けて、名所としてアピールを行ったとのことです。


飛鳥山公園の桜



飛鳥山公園の桜



飛鳥山公園の桜

こうして江戸の新しいお花見の名所として誕生した飛鳥山は、当時、桜の名所地では禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認されていたため、江戸っ子たちは様々な趣向を凝らして楽しんだとのことです。

飛鳥山は、明治6年、太政官布達によって、上野、芝、浅草、深川とともに日本最初の公園に指定され、平成の現在も「憩いと出会い」の場として親しまれています。


飛鳥山公園では、総面積7万3千平方メートルの敷地に、ソメイヨシノ、サトザクラなど約650本の桜が植えられており、都内有数の桜の名所です。

また、約10種、1万5千株のつつじが植えられていますし、あじさいも約1300株が「飛鳥の小径」に沿って植えられています。


飛鳥山公園の桜



飛鳥山公園の桜

飛鳥山公園には3つの博物館があります。

「紙の博物館」は、昭和25年(1950年)に、和紙・洋紙を問わず、古今東西の紙に関する資料を幅広く収集・保存・展示する世界有数の紙の総合博物館として、王子に誕生しました。



飛鳥山公園の桜


王子は、明治初期に近代的な製紙工場のさきがけとなった抄紙会社(後の王子製紙王子工場)が設立された地で、「洋紙発祥の地」として知られています。

昭和24年(1949年)、占領政策の過度経済力集中排除法によって、王子製紙は苫小牧製紙、十條製紙、本州製紙の3社に分割されました。


飛鳥山公園の桜



飛鳥山公園の桜

これを機に、昭和25年(1990年)王子製紙紙業史料室の資料を一般公開し、広く社会教育に貢献するために、王子工場で唯一焼け残った発電所の建物を利用して、紙の博物館の前身である「製紙記念館」が設立されました。

その後、首都高速中央環状王子線建設に関連して工場跡地を離れることになり、平成10年(1998年)飛鳥山公園の中に新装オープンしました。



飛鳥山公園の桜


北区飛鳥山博物館は、北区や近隣地域の考古、歴史、民俗等や自然に関する博物館活動を行うことで、区民の生涯学習の振興に寄与するとともに、広く教育、学術の向上と地域文化の発展に資することを目的に、平成10年(1998年)に飛鳥山公園内に開館しました。


紙の博物館



渋沢史料館

渋沢史料館は、日本の近代経済社会の基礎を築き、生涯「道徳経済合一説」を唱え、実業界のみならず社会公共事業、国際交流の面においても指導的役割を果たした渋沢栄一の全生涯にわたる資料を収蔵、展示しています。



青淵文庫


平成10年(1998年)に増設、開館した史料館本館に隣接する旧渋沢庭園は、旧渋沢邸の一部で、国の重要文化財に指定された大正期の2つの建物、晩香廬青淵文庫が庭園とともに当時のままの姿で残っています。

晩香廬と青淵文庫は毎週土曜日の午後12時30分〜15時45分の間公開されています。


青淵文庫



晩香廬


アクセス


 JR王子駅から徒歩1分


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      風来坊


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