散策スポット・桜2011

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

井の頭恩賜公園の桜 (H23.4.10)


井の頭恩賜公園の桜



井の頭恩賜公園の桜

井の頭恩賜公園は、大正2年(1913年)に日本最初の郊外公園として決定され、計画的に整備が進められたのち、大正6年(1917年)5月に開園しました。

また、井の頭池は、初めて江戸にひかれた水道、神田上水の源であり、明治31年に「改良水道」ができるまで、重要な役割を果たしていました。



井の頭恩賜公園の桜


「井の頭池」の命名者は、三代将軍徳川家光と伝えられています。

その意味としては「上水道の水源」「このうえなくうまい水を出す井戸」という二つの説があるようです。


ボート乗り場は長蛇の列



井の頭恩賜公園の桜

かつては、杉の水源涵養林が池の水面をおおい、美しい風景を作り出していました。

開園から間もなく90年という長い歴史の中で、周辺は都市化が進み、樹の種類や林の様相は時とともに変化し、武蔵野の風景が次第に失われてきたようです。



池の周囲の広場では宴会が!


それでも、井の頭恩賜公園は、豊かな森と水の残る貴重な空間として、都民に憩いの場を提供しております。

吉祥寺や三鷹の街に近いというロケーションから、四季を通じて多くの老若男女が訪れています。


井の頭池の傍の散策路



井の頭池の桜

園内は、井の頭池とその周辺、雑木林と自然文化園のある御殿山、そして運動施設のある西園と、西園の南東にある第二公園の4区域に分かれています。

井の頭自然文化園は有料ですが、その他の区域は無料で散策できます。



井の頭池の桜


井の頭恩賜公園には約500本の桜が植えられており、その大部分がソメイヨシノです。

井の頭池の周辺には約250本のソメイヨシノとヤマザクラが咲き誇ります。

したがって井の頭恩賜公園での桜の観賞は、井の頭池の周辺がメインです。


井の頭池の桜



井の頭池の桜


井の頭池の桜



井の頭池の桜



井の頭池の桜



井の頭池の桜

上野恩賜公園で桜を見た後、井の頭恩賜公園に移動しました。

吉祥寺駅に12時少し前に到着し、井の頭恩賜公園に向かいました。

桜が見頃になっての最初の日曜日です。

駅からは多くの人が井の頭恩賜公園に向かっていました。


井の頭恩賜公園の入口にある階段の少し手前で人の流れが止まってしまいました。

入場券を購入する必要もないのにどうしたのかなと思っていたところ、階段の付近で井の頭恩賜公園に向かう人と帰る人とが交錯して動きが取れない状況になっていました。

階段を下りるのに数分を要して井の頭池に到着したところ、池の周囲も人で溢れており池に架かる七井橋も身動きが取れない状況でした。

こんなに混雑している井の頭公園は初めてです。


井の頭池の桜



井の頭恩賜公園の桜



井の頭恩賜公園の桜

井の頭池では、池の周囲に植えられた桜の大木が、池の上に伸びています。

このためボートに乗って、池の上から桜を観賞するのが大人気のようで、ボート乗り場には長蛇の列ができていました。

池の中もボートで溢れている感じでした。


池の周りには散策路が設けられており、桜を楽しみながら一周することができます。

特に池の南側には、池のすぐ傍にも散策路が設けられています。

この散策路では、池に向かって伸びている桜の下をくぐって通過しなければならない場所もあり、ボートに乗ったのと近い感じで桜を楽しむことができます。


井の頭恩賜公園の桜



弁財天



弁財天

池の周囲では、広場にビニールシートを敷いてグループで桜を楽しむ人、椅子や柵に腰をかけて弁当を食べながら桜を楽しむ人、散策路に椅子を持ち込んで絵を描いている人など、さまざまなスタイルで桜を楽しむ人で溢れていました。

物凄い混雑のため場所が確保できず、池の傍の散策路にビニールシートを敷いている人までいたのには驚きました。



アクセス

JR中央線吉祥寺駅・京王線吉祥寺駅から徒歩5分



入園料

井の頭自然文化園:400円
その他の区域:無料


弁財天



桜と弁天橋


関連するホームページ

 井の頭恩賜公園


     風来坊


目次  TOP HOME