散策スポット・桜2011

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

東郷寺の桜 (H23.4.1&4.5)


東郷寺の山門と枝垂れ桜



東郷寺の山門と枝垂れ桜

聖将山東郷寺は、もともとは、日露戦争の日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の別荘地でした。

東郷元帥の死後、元帥を慕う人々によって、昭和14年末に、ここに寺が建てられました。



東郷寺の枝垂れ桜


東郷寺の枝垂れ桜



聖将山東郷寺


東郷寺は久遠寺を総本山とする日蓮宗のお寺で、開基は東郷元帥です。

副開基は元帥の側近であった子爵小笠原長生海軍中将です。

東郷元帥の別荘の建物は、現在でも残されています。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

京王線多磨霊園駅から南側にある商店街を抜けて、その先の坂を下る途中で右側に大きな山門がそびえ立っています。

そこが聖将山東郷寺です。

京王線多磨霊園駅から徒歩で約5分、駅前の道は東郷寺通りと呼称されています。



東郷寺の枝垂れ桜


東郷寺の山門は、ベネチア国際映画祭など海外で絶賛された、黒澤明監督の名作「羅生門」やそれに続く「美女と盗賊」のモデルになった山門といわれています。

府中崖線の段丘を利用して造られており、手前に急勾配の階段があります。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

門前には枝垂れ桜の大木が数本あります。

府中市の名木100選に選ばれており、山門とともに、府中を代表する景観の一つとなっています。


東郷寺の枝垂れ桜


枝垂れ桜の傍に次の説明がありました。

『東郷寺の枝垂れ桜は、彼我の差別のない英霊供養を願い建立された当山のために、総本山見延山延暦寺久遠寺境内より苗を移植したものです。
世界の平和を渇望しながら、遠い異国の地に散った若き無名兵士達の御魂が、美しい花となって咲き誇ります。東郷寺世話人』


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

東郷寺の枝垂れ桜は、木によって開花の時期に若干のズレがあるとのことですが、ソメイヨシノよりは早く、3月下旬にはほぼ満開となるそうです。

今年は桜の開花が遅く、風来坊の訪問した4月1日は手前の一番大きな白色の枝垂れ桜は見頃でしたが、その奧にあるピンクの枝垂れ桜は3分〜5分咲き程度でした。

4月5日に再度訪ねた時はいずれも見頃になっていました。



東郷寺山門



東郷寺山門と枝垂れ桜


東郷寺山門と枝垂れ桜


近年テレビで何度も紹介されたため有名になり、見物客が増えたとのことです。

この日も次々と花見客が訪れていました。

東郷寺境内墓地に東郷元帥のお墓があります。多磨霊園にあるのが本墓とのことです。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺


アクセス


 京王線多磨霊園駅から徒歩5分。

関連するホームページ

 東郷寺


      風来坊


目次  TOP HOME