散策スポット目次
HOME
次ページ
鶴岡八幡宮
段葛
1月5日、吾妻山で菜の花を見た後に、鎌倉鶴岡八幡宮神苑ぼたん苑に冬牡丹を見に行きました。 鶴岡八幡宮は初詣の人達で大変な混雑だろうと思いましたが、鎌倉に到着したのが10時過ぎということもあり、比較的空いており段葛の散策路もスムーズに歩くことができました。
鶴岡八幡宮の境内はさすがに多くの人で賑わっていましたが、初詣は行列をつくって待つことはなく、比較的スムーズに参拝することができました。 また、昨年3月に強風のために神木のイチョウの大木が倒れましたが、すぐ隣りに移植された根元から4mまでのイチョウも元気に根付いている感じでした。
移植されたイチョウ
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063年)に、源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
治承4年(1180年)に、源頼朝は伊豆で平家追討の旗揚げをし、鎌倉に入ると直ちに神意を伺い、由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地に遷しました。 建久2年(1191年)には上下両宮の現在の姿を整えて、鎌倉の町づくりの中心としました。
神苑ぼたん庭園
その後、鎌倉は京都と並んでわが国政治・文化の中心となり、鶴岡八幡宮は関東の総鎮守として全国からの崇敬を集め、各地の村々に氏神様として八幡宮が奉斉されるようになりました。 現在では国際的史都鎌倉の中心的施設として国の内外より年間を通して数多の参拝者が訪れています。
現在の本殿は、文政11年(1828年)、江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で、若宮とともに国の重要文化財に指定されています。 境内には源頼朝、実朝をお祀りする白畑神社をはじめとする境内社のほか、静御前ゆかりの舞殿や公暁の隠れ銀杏といわれる樹齢千余年の大銀杏が、800年の長い歴史を伝えています。
鶴岡八幡宮の神苑ぼたん庭園は、境内の東南部にかけて築かれた廻遊式の日本庭園です。 昭和55年、鶴岡八幡宮の創建800年を記念して開園したものです。 神苑ぼたん庭園には100品種、1000株の牡丹が植えられており、春と冬に牡丹を楽しむことができます。
八千代椿
貴婦人
神苑ぼたん庭園は源平池に沿って造られている庭園です。 この庭園は景石、御簾垣、杉苔が調和した景観が有名なようですが、この時期はそれに藁囲いと傘が加わっています。 一つ一つの冬ぼたんも綺麗ですが、全体の景観も十分に楽しむことができるようになっています。
花競
島藤
島大臣
冬牡丹には少し早いのではないかと思いましたが、ほとんどの冬牡丹がすでに見頃を迎えておりびっくりしました。 ただし、今年は冬牡丹の種類が少ない感じです。 植え替えるのかな?
島錦
新日月
聖代
また、庭園の一番北側部分に、「湖石の庭」があります。 これは、古来より奇石として珍重されてきた中国蘇州産の太湖石を据えて、古典庭園の庭園師によって築かれたものだそうです。
ハイヌーン
天衣
連鶴
アクセス JR鎌倉駅から徒歩10分 入園料 500円
八束獅子
???
関連するホームページ 鶴岡八幡宮 風来坊
八重桜