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アナベルの雪山 (H22.6.27)


東京サマーランド アナベルの雪山



アナベルの雪山



アナベルの雪山


東京サマーランドの「あじさい園」は、ファミリーパーク・スポーツエリアにあります。


「あじさい園」の入口は、東京サマーランドの正面入口とは異なっており、約1.5kmほど離れた場所にあります。

正面入口からあじさい園入口までは、無料シャトルバスが運行されています。



「あじさい園」は通常は閉鎖されており、あじさいの開花時期にあわせて開園されます。


今年の開園期間は6月12(土)〜7月11日(日)で、開園時間は午前10時から午後5時までです。

今年はあじさいの開花が遅れているということで、最初の1週間は無料開園となりました。


アナベルの雪山



展望台への登り道



展望台への登り道


「あじさい園」には、約60品種、15,000株のアジサイが約3万平方メートルの敷地内に植えられており、品種、株数とも国内有数です。

なかでも6月下旬から7月上旬には国内でも貴重種である純白のアナベル(北米原種)が山の斜面を埋め尽くします。

まるで雪山を思わせるところから「アナベルの雪山」として、テレビや新聞などで毎年紹介されています。


今年も「アナベルの雪山」を見に行きたいと思って、あじさい園の開花情報をチェックしていましたが、6月24日に「アナベルは5部咲き、他のあじさいは6部咲き」との情報が提供された後は、一向に開花が進みません。

しかし、6月23日の画像では結構開花が進んでいる感じもしました。

ネットの友人から「相模原北公園のアナベルが見頃です」との情報が提供されましたので、思い切って6月27日(日)に出かけることにしました。


アナベルの雪山



下側散策路から



下側散策路


風来坊が6月27日に行くことを宣言したところ、ネットの友人4人が参加することになり、結果的には4人のオフ会となりました。

日曜日で混雑が予想されますし、さらにこの日は先着500名には苗木が贈呈されるということで、開園時間の少し前の9時50分にあじさい園の入口で待ち合わせることにしました。



下側散策路から展望台を望む



下側散策路から展望台を望む



風来坊、JR五日市線秋川駅に9時32分に着き、タクシーで9時45分に「あじさい園」に到着しました。


着いてびっくり、「アジサイ園」の入口として新しい建物が建てられていました。

あじさい園の入口の表示では「アナベル5分咲き、その他のあじさい6分咲き」となっており、24日の情報から開花が進んでいません。


展望台への登り道



アナベルの雪山

昨年までは少し早めに開園されていましたが、今年は定時開園でした。

入園後、先ず苗木をゲットすることにしました。ゲットした苗木を友人の車に搭載後、直ちにアナベルの雪山に向かいました。

朝から小雨が降ったり止んだりの天候で、しかも開花情報が5分咲きということで、園内は空いており、ほぼ先頭を進むという感じでした。

皆さん苗木の選定や処理に手間取っているようです。



東京サマーランドファミリーパークは、緑豊かな秋川丘陵、清流秋川のほとりの緩やかな丘陵地に広がっています。

「あじさい園」のアジサイも、そのほとんどは緩やかな丘陵地に配置されています。


散策路の順路の案内にしたがって、アジサイを見ながら逐次斜面を登っていくことになります。


展望台への登り道から



展望台からの光景



展望台からの光景


アナベルの植えられているのは、「あじさい園」の一番奥の斜面です。

「あじさい園」の一番高い部分で、展望台はそこからさらに急な坂を10m程度登る必要があります。

坂道を登ってきた上に、最後に急坂があることから、運動不足の人には結構きついようで、パスされる人も見かけられます。



アナベルの原種は北米です。最初はグリーンで、咲き始めると薄いグリーンとなり、開花につれて真っ白に変化します。


その色合いは上品で清楚です。

アナベルは土壌の酸性、アルカリ性にかかわらず真っ白です。見頃を過ぎるとグリーンに変化します。


展望台からの光景



展望台からの光景



展望台からの光景


「アジサイ園」のアナベルが植えられている斜面は、見頃になると真っ白になり、まるで雪が積もったように見えることから「アナベルの雪山」と名付けられています。


現在は、斜面一帯に約3000株のアナベルが植えられ、見事な景観を呈していますが、以前はこの半分程度で、現在の規模になったのは7〜8年前からだそうです。



アナベル


アナベル



あじさい園下方のアナベル



7〜8年前までは、斜面の左半分は桜が植えられていたそうです。


折角アナベルの景観を提供するのであれば、斜面全体をアナベルで埋め尽くすのが良いとの考え方で、斜面全体にアナベルが植えられ、現在の見事な雪山となったそうです。

よく見ると、現在でもあじさい園には多くの桜の木が植えられています。


あじさい園下方のアナベル



あじさい園からアナベルの雪山を望む



あじさい園


開花情報はアナベルの白さが基準になっているようで、5分咲きといっても斜面全体にアナベルは咲き誇っています。


確かに斜面全体が真っ白ではありませんが、見頃に近い印象でした。

翌日の開花情報が「アナベル7部咲き、その他のあじさい8部咲き」となっていましたので、良い時期ではなかったかと自己満足した次第です。



「あじさい園」には約60種類のアジサイが植えられおり、6月中旬から7月上旬にかけて、咲き変わることから長期間にわたりアジサイを楽しむことができます。


しかし、アナベルは見頃の時期が一番遅いため、アナベルをターゲットに「あじさい園」を訪ねると、他のあじさいは見頃を過ぎていることが多いです。


あじさい園



あじさい園


今年はアナベルに少し早かったため、西洋あじさいや額あじさいも見頃でした。


ただし、ヤマアジサイは見頃を過ぎていました。

「あじさい園」の下段の方に植えられているのは、ヤマアジサイが多いため、アジサイの見頃は過ぎてしまったと思われる方もおられるようです。



あじさい園


アクセス

京王線八王子駅中央口、路線バス3番乗り場、JR中央線八王子駅北口、路線バス6番乗り場より30分 

路線バス料金 大人490円 子供250円

JR五日市線秋川駅北口、路線バス2番乗り場

路線バス料金 大人190円 子供100円

JR秋川駅からタクシーで約10分 1200円程度


ウェディングブーケ



ハイエスターバースト

八王子駅からの路線バスの運行はサマーランド正面入口までです。

秋川駅口からはサマーランド正面入口経由あじさい園入口までのバスが運行されています。

また、正面入口からアジサイ園入口までは、無料シャトルバスが頻繁に運行されており、約5分で移動できます。

東京サマーランドのホームページにバスの時刻表は掲載されています。

サマーランドへのバス便は、平日は便数が少ないので要注意です。



入園料 

中学生以上500円 子供300円

サマーランドの施設を利用される方はあじさい園とは別料金になっています。

駐車場

大きな駐車場がありますが、土・日は大変混雑します。

駐車料金は1200円ですが、あじさい園のみ利用時は半額の600円です。



関連するホームページ

東京サマーランド(バス時刻表あり)


      風来坊

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