散策スポット目次
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16別所橋から上流を望む
17日の出橋から上流を望む
目黒川は世田谷区から目黒区、品川区を通って東京湾に注ぐ延長8kmほどの二級河川です。 河口付近では古くは品川といわれていました。湾岸開発が進む以前は、河口付近で流れが湾曲していて流れが緩やかであったため、古くは港として使われ、品の行き交っていた川であったため、これが「品川」の起こりとされています。
16別所橋から下流を望む
15桜橋から下流を望む
もともとは世田谷区三宿付近で北沢川と烏山川が合流して目黒川となっていましたが、現在は上流の両河川が暗渠化されて緑道となっています。 また、目黒川の部分でも国道246号線の大橋より上流は暗渠化されています。 このため、現在開渠となっている部分は大橋より下流です。
15桜橋から上流を望む
14宿山橋から上流を望む
14宿山橋から下流を望む
開渠部分の大橋から目黒駅近くの目黒雅叙園付近までの約3.8kmには約830本のソメイヨシノが植えられています。 この目黒川は東急東横線中目黒駅の少し下流部分から川幅が数倍に広くなるため、中目黒駅の上流と下流では雰囲気が異なります。
木の幹に咲く桜
中目黒駅から上流部分は川幅が12〜13m程度です。 このため、満開時には両岸から伸びた枝により、川全体が桜の花で埋め尽くされて見事な景観となります。
散策路は大勢の人で賑わっています
12緑橋から下流を望む
12緑橋から上流を望む
大橋と日の出橋の間の目黒川には、100m程度の間隔で15の橋が架けられています。 大橋と日の出橋を含めると17になります。
13朝日橋から下流を望む
13朝日橋から上流を望む
10千歳橋から上流を望む
目黒川の散策は川沿いを歩きながら桜を楽しむとともに、橋の上から川を覆い尽くす桜を楽しむことができます。 それぞれの橋の上からの眺めは趣が異なり、楽しみも倍化します。 また、毎年この時期にはぼんぼりが設置され、夜桜を楽しむこともできます。
11天神橋から上流を望む
11天神橋から下流を望む
10千歳橋から下流を望む
千歳橋付近の光景
川沿いの道は歩行者専用道路ではなく、一般車両が通行します。 したがって、散策路にビニールシートを敷いて花見をするというわけにはいきません。 ゆっくりと食事をする場所もないという状況です。 本来、観光地ではありませんので、やむを得ないことです。
千歳橋付近で桜を楽しむ人
8南部橋から上流を望む
しかしながら、目黒川の場合は、中目黒駅から上流に向かって歩けば、散策路の終わりは池尻大橋の近くですし、逆に池尻大橋駅から下流に向かってあるけば、中目黒駅の傍らが散策路の終わりとなります。 電車で食事のできる場所へ簡単に移動できます。
9柳橋から上流を望む
9柳橋から下流を望む
8南部橋から下流を望む
7中の橋から下流を望む
7中の橋付近の桜
7中の橋から上流を望む
6目黒橋から下流を望む
今年は中目黒から上流に向かって散策しました。 千鳥が淵、上野恩賜公園、不忍池を見た後に目黒川に来ましたので、到着したのが2時過ぎでした。 このため、一部日影の部分があります。
5東山橋から下流を望む
6目黒橋から上流を望む
6目黒橋傍の桜
5東山橋から上流を望む
4氷川橋付近の光景
目黒川の友禅流し 澄み切った川の流れにゆらめく、幾条もの色鮮やかな布の帯。 ここ目黒川でも、昭和30年代初めまで、美しい友禅流しの光景を目にすることができました。 まだ戦後の高度成長と激しい都市化の波が押し寄せる前の、比較的のどかな時代。 目黒川の流れは清らかで、友禅染のノリを落とすには都合の良い場所だったようです。
4氷川橋から下流を望む
4氷川橋から上流を望む
3万代橋から下流を望む
万代橋〜常盤橋の間の水車
美しい友禅染を見せてくれたのは、川沿いの染物屋です。 大橋や千歳橋などのそばに、数軒が店を構えていたそうです。 染物屋の前には、川に降りていくための石段がありましたが、最近の河川改修で撤去され、目黒川名物の友禅流しとともに今はありません。 昔を偲ぶことができる痕跡がなくなるのは寂しいことです。
3万代橋から下流を望む 前方は首都高速道路
2常盤橋から下流を望む
1大橋から下流を望む
2常盤橋から上流を望む 前方は首都高速道路
アクセス 東急東横線中目黒駅、東京メトロ日比谷線中目黒駅から徒歩1分。 東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩3分。 目黒川に沿って散策するコースですからもちろん無料です。 付近に駐車場はありません。 風来坊