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水路のアジサイ
香南市野市町父養寺、西佐古が育てているあじさいが見頃となりました。早い品種は満開、遅い品種は三分咲きです。個人的にはこれくらいが好きです。 あじさいの植えられている場所は、野中兼山が建設した水路の土手です。この水路は、昔、香美市及び香南市の民と百姓の血と汗と涙の賜物です。 水のおかげで米が採れるようになり地域が豊かになりました。上流の香美市町田が管理しているあじさいです。
この水路を建設するため、全国から技術者を集めたそうです。 その名残として、香美市、南国市、香南市には鍛冶屋が多いそうです。 のこぎりをつくり、木を切り出して物部川に堰を作り、水を水路に送りました。 鍬を作り、水路を建設しました。長宗我部氏の家来であった一領具足を取り立てて、工事の管理をさせて、野中兼山は山内のお殿様をしのぐ勢力になりました。
父養寺の水路の堤防に咲いているあじさい
父養寺の堤防のアジサイ
土佐藩は、野中兼山の力を恐れ、また過酷な工事で民の恨みを買い、失脚させられてしまいました。彼は失望して病気になり死んでしまいました。彼を活用すれば、土佐藩は豊かになっていたのではないかと悔やまれるしだいです。 夜になれば水路に沢山の蛍が飛び交います。そっと見物しましょう。車で来ないようにしましょう。ライトの明かりで、蛍に害を与えないようにしましょう。 蛍の写真はありません。LED、液晶の明かりでも蛍は刺激を受けて飛び方が変わります。フラッシュ撮影はやめました。
西佐古の取り組みが始まりました。 6月15日には餅つきがあり、香南市観光協会の局長さんとウッティさんがもちを丸めに来られるそうです。 西佐古は、あとからあじさいの栽培を始めたので隙間を埋めるために、グランドカバーとしてヒメイワダレソウを栽培しています。 この上流のほうに、蛍の発生場所がありそうです。町田管理のあじさいのあたりでしょうか? yosuke
ヒメイワダレソウ
6月6日の香南市・野市のあじさい街道の開花状況について、香南市在住の風来坊の友人yosukeさんからレポートがありました。 ↑のレポートです。
こんどは満開の6月18日の状況が、同じく香南市在住の麗さんから届けられました。 麗さんは、高知の散策に関するレポートのみでなく、「高知の祭り」「里山散歩」「遍路紀行」など、高知に関するレポートを幅広くしてくれています。
父養寺から西佐古の間1.2kmには、約12000本のあじさいが植えられているそうです。 さらに北へ行くと香美市、町田のあじさいもあり、遠くから散策に来る人が絶えないとのことです。
つゆ本番となり、あじさいも満開になりました。6月15日の野市のあじさい祭りですが、生憎の雨となりました。
野市町西佐古の、餅つきを取材しました。 香南市観光協会の局長が・餅を丸めていました。
餅は好評で早々と売り切れたそうです。
最初の餅つきのところで、カメラを背中に背負っているのが、香南市観光協会の名カメラマンです。 いつでも撮影できる態勢を維持しています。 左は、昨年から登場した噴水の風景です。 yosuke