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ランドマークタワーからの南東方向の展望
コスモワールド、赤れんが倉庫
「みなとみらい21」は、1859年の開港以来、横浜の都心部として発展してきた関内・伊勢佐木町地区と、戦後急速に発展してきた横浜駅周辺地区、この2つの地区に囲まれた臨海部のエリアです。
「みなとみらい21」は約186ha(既存土地110haと埋立地76ha)の広大な臨海部に、国際性をテーマとする業務、文化、商業、コンベンションなどの多彩な都心機能を集積させ、就業人口19万人、居住人口1万人を目指して開発されています。
大桟橋、氷川丸、山下公園
ランドマークタワー&クイーンズタワー
この21世紀の新都心を創出する「みなとみらい21」の玄関口にそびえるのが横浜ランドマークタワーです。 ランドマークタワーは平成2年(1990年)3月20日に着工し、3年余の歳月をかけて平成5年(1993年)7月14日に竣工しました。
ランドマークタワーは、タワー棟、プラザ棟、ドックヤードガーデンなどから構成されています。 ランドマークタワーの中核は、地下3階、地上70階、塔屋3階、高さ296mの日本一高いタワー棟です。
ランドマークタワーと日本丸
汽車道からのランドマークタワー
ランドマークタワーと日本丸メインマスト
ランドマークタワーから南方向の展望
タワー棟は、 1階〜48階 オフィスフロア 49階〜70階 横浜ロイヤルパークホテル 69階展望フロア、スカイガーデン です。
隣接するプラザ棟は地下2階〜地上5階にショッピングモールやレストラン街となっており、ランドマークプラザと呼ばれています。
関内・伊勢佐木町・磯子方面
横浜スタジアム
ランドマークタワーの目玉の一つが、ランドマークタワー69階にある展望フロア、スカイガーデンです。 展望フロアへは直通高速エレベータが運行されています。 このエレベータは日本最速、世界で第2位だそうです。
エレベータは最高分速750m(時速45km)で走行し、地上273mまで僅か40秒で到達です。 エレベータは空気抵抗を減らすために、卵形になっているそうです。
展望フロアへのエレベータ乗り場入口と案内嬢
JR桜木町駅周辺
エレベータは非常に滑らかな乗り心地で、加速、減速を殆んど感じません。 エレベータ内のスピードメーターで現在の速度がわかるといった感じです。 スピードメータで速度や通過する階を確認しているとあっという間に69階に到着です。 案内には「10円玉も倒れない滑らかな乗り心地」を書かれていましたが、そのとおりでした。
エレベータを降りると目の前が展望フロアですが、その広い空間に驚かされます。 テニスコートが5個も入るほどのスペースがあるそうで、ゆっくりと高さ273mの散策を楽しむことができます。
動く歩道と日本丸
西方向の展望 遙か彼方には丹沢山系と富士山が!!
南西方向の展望 手前は野毛山公園
スカイガーデンは、4面ガラス張りの大パノラマフロアです。 大きなガラスをとおして見る前方80kmの光景は、「素晴らしい」の一語に尽きます。
晴れた視界の良い日には、都庁から伊豆大島、富士山を展望することができます。 この日も富士山や都庁に出会うことができました。 また、眼下には横浜港を出入りする船や、時には足の下を流れる雲など、いつまで見ていてもあきない光景が繰り広げられます。
西方向の展望
北西方向の展望 手前はJR根岸線
スカイガーデンにはスカイカフェとタワーショップがあります。 スカイカフェにはソフトドリンク、ビール、カクテル、軽食など多彩なメニューが準備されており、いつもと違う時空間の中で、のんびりとひと休みできます。
タワーショップ
スカイカフェ
北方向の展望
北北東方向の展望 右上遙か彼方は新宿副都心
横浜駅付近
営業時間 10:00〜21:00(最終入場20:30) 但し毎週土曜日と夏休み期間は22:00まで営業 (最終入場は21:30) 年中無休 混雑時には最終入場時間を繰り上げる場合があります。
入場料 大人:1000円 大人(65歳以上):800円 高校生:800円 小・中学生:500円 幼児(満4歳以上):200円
眼下に三菱重工ビル
北東方向の展望 左端は新宿副都心 中央六本木プラザ 右は新橋・品川
東方向の展望
ドックヤードガーデン(国重要文化財) 横浜ランドマークタワーの敷地内に、日本に現存する商船用石造りドックとしては、最も古い「旧横浜船渠第2号ドック」があります。 このドックを後世に伝えるべき資産として復元して生まれたのが「ドックヤードガーデン」です。 未来に向かってこの価値ある文化資産は、新しい横浜のシンボルとして、また人々のコミュニケーションスペースとして利用されています。
安政6年(1859年)の横浜開港以来進められていた港湾施設の拡充整備は、明治20年(1887年)英国人技師パーマーの港湾施設整備に対する提言で新たな段階を迎え、築港事業は官営で、ドックや倉庫などは民間で建設することになりました。 それにしたがい、明治22年に設立された「横浜船渠会社」がこの2号ドックを建設しました。 明治29年12月の竣工で、海軍技師の恒川柳作氏の設計です。その後、昭和10年に三菱重工横浜造船所の所有となりました。
中央手前のくぼみがドックヤードガーデン
2号ドック 前方はランドマークタワー 右側はランドマークプラザ
明治・大正・昭和を通じて港町「横浜」の発展と共に活躍してきたこのドックは、昭和40年代に入り、船の大型化、小型船修繕の中小造船所への移行等により使用頻度が急速に低下し、昭和48年にその役割を終えました。 昭和63年から保存活用の検討・整備が行われ、平成5年(1993年)に竣工、ドックヤードガーデンとして再生・活用されています。
この保存改修工事によって、ドックを支える支柱構造体はランドマークタワーの地階構造体と一体的な鉄骨鉄筋コンクリート造となり、ドック底盤部は広場としての利用を考慮して、花崗岩を使い新装されています。 保存改修後の規模は幅と深さは当初の規模と変わらないものの、総長が若干短くなっています。 平成9年(1995年)12月に国重要文化財に指定されました。
2号ドック 左前方はクイーンズタワー
ベイブリッジ
大桟橋係留中の日本丸
コンチネンタルホテル、コスモワールドなど
アクセス JR桜木町駅・横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩5分 みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩3分 関連のホームページ 横浜ランドマークタワー 風来坊