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大倉山梅林公園06 その1 (H18.3.4)



緑萼梅



大倉山公園梅林の梅


今年の梅の開花は例年よりも2週間〜3週間遅れているようです。


3月に入りましたので、もう大丈夫だろうと思って、散歩がてらに大倉山公園梅林を訪問しました。

しかしながら、3月4日でも少し早かったです。



緑萼梅


緑萼梅



大倉山公園梅林は東急東横線の大倉山駅のすぐ傍にあります。

大倉山駅改札口を出て、右手にある急勾配の坂を3分ほど登ると大倉山記念館があります。大倉山公園梅林はこの大倉山記念館の裏手です。


八重寒紅



八重寒紅


月影



白加賀


大倉山公園梅林は、旧梅林敷地約3ヘクタールを東京急行電鉄が乗客の誘致を目的として用地を買収して整備し、昭和6年梅林として公開したのが始まりです。


昔からこの辺りは太尾と呼ばれ、梅林も太尾公園と呼ばれていましたが、昭和9年に東横線の駅名が太尾駅から大倉山駅に改名されたのを機に、大倉山公園となりました。



月宮殿



最盛期の昭和12年頃には白梅を中心に14種1000本を超える一大梅林があったとされています。

しかしながら、第2次世界大戦中は燃料用の薪を取るために伐採されたり、食糧不足のためにイモ畑化するなど荒廃しました。



寒紅梅



寒紅梅


月宮殿



八重旭


戦後、昭和25年頃から復活し、昭和40年代までは梅祭りなども行われ、大いに賑わったようです。

しかし、その後は施設の老朽化や梅の木の衰退が目立ってきたようです。


大倉山公園を散策していると、「この公園、昔は大きくて現在の何倍もあったのですよ」という地元の人の昔を懐かしむ声を良く耳にします。



長寿


鹿児島紅



昭和62年に横浜市が現在の梅林の大部分を買収し、整備が進められ現在では紅梅、白梅あわせて約20種150本の梅林となっています。

こじんまりとした梅林ですが、例年2月下旬には梅祭りも開催されています。

地元の人の憩いの場としてのみでなく、交通の便がよいことから、横浜市民には親しまれているようです。


鹿児島紅



八重野梅



枝垂れ梅は殆ど蕾です


今年の梅祭りは2月25日、26日に行われたようですが、3月4日の訪問でも早すぎました。


早咲きの寒紅梅、八重野梅などは見頃を迎えていましたが、蕾のままの梅の木も相当ありました。

いくつかの種類の梅をお届けします。



野梅



風来坊は、健康のための散歩を兼ね、横浜市営地下鉄「新羽駅」から歩きました。約15分の至近距離で、散歩とは言えないかも知れませんが・・・


枝垂れ梅で唯一咲いていた枝



野梅


冬至梅



古今集


アクセス


東急東横線大倉山駅から徒歩5分
駐車場はありません。

入園料:無料

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          風来坊

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